タイで頻発する反政府集会で、タブーだった王室改革を求める声が上がっている。柱の一つが不敬罪の廃止だ。国王らの名誉を傷つけると、1件につき最高禁錮15年の重罪。「表現の自由」を抑圧し、政治利用されているとの批判は強い。一方、熱烈な王室支持者は「国家元首を守る法律があるのは当然」と主張、意見の相違は大きい。
タイで頻発する反政府集会で、タブーだった王室改革を求める声が上がっている。柱の一つが不敬罪の廃止だ。国王らの名誉を傷つけると、1件につき最高禁錮15年の重罪。「表現の自由」を抑圧し、政治利用されているとの批判は強い。一方、熱烈な王室支持者は「国家元首を守る法律があるのは当然」と主張、意見の相違は大きい。