(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 11094.57(‐ 1.51)
前営業日終値 11096.08(+75.68)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2435.38(‐ 5.85)
前営業日終値 2441.23(+23.31)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1173.81(‐4.29)
前営業日終値 1178.10(+8.33)
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[ニューヨーク 14日 ロイター] 14日の米株式市場は小反落して終了した。住
宅の差し押さえをめぐる問題が拡大していることで、過去5週間にわたり続いてきた上昇
相場が損なわれるのではないかとの懸念が台頭し、銀行株を中心に売りが出た。
銀行株は住宅差し押さえの問題がクレジット市場や経済全体に広がるとの懸念拡大を受
けて3%近く下落。
テミス・トレーディングのトレーディング部門共同責任者ジョー・サルッジ氏は「市場
は不透明感を嫌う。(差し押さえ問題をめぐっては)強い不透明感が漂っている」と述べ
サブプライムローン(信用力の低い個人向けの住宅ローン)問題をめぐる懸念が拡大し
た際の混乱に言及した。
JPモルガン・チェース
安となった。
全米50州の司法当局は住宅差し押さえ手続きの不正処理をめぐりモーゲージ業界の調
査に乗り出しており、市場では銀行の業績への影響が懸念されている。
ダウ工業株30種<.DJI>は1.51ドル(0.01%)安の1万1094.57ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は5.85ポイント(0.24%)安の2435.38。
S&P総合500種<.SPX>は4.29ポイント(0.36%)安の1173.81。
グーグル
通常取引終了後の時間外取引では9%超上昇している。
大学運営のアポロ・グループ
回し、入学者数が急減するとの見方を示したことを嫌気した。
ドル安が商品相場やその他のドル建て資産の価格を支援し、株価の下落を一部相殺し
た。
米労働省が発表した新規失業保険週間申請件数はアナリスト予想を上回って増加し、米
連邦準備理事会(FRB)が追加緩和に乗り出すとの見方が一段と強まった。