ドル/円
正午現在 91.33/36 1.4812/13 135.25/29
午前9時現在 91.64/68 1.4815/21 135.78/87
NY17時現在 91.78/81 1.4810/14 135.87/91
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[東京 28日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点か
ら小幅安の91円前半。この日は実質的な月内最終売買日で、実需を中心に売りが先行。
短期筋が追随し下げ幅を広げた。豪で発表された経済指標がほぼ予想通りで、豪の大幅利
上げ観測が後退して豪ドルが下落したことも、クロス円の下げを通じてドル/円の重しと
なった。
ドルは朝方の91円後半から一時91.31円まで下落。受け渡しベースで月内最終売
買日となるこの日は、輸出企業などの売りが先行。海外市場でドル/円が下落した流れを
引き継ぐ形で短期筋も売りスタンスが目立ち、ドル/円の下値に控えるストップロスを狙
った売り仕掛けが強まったという。
豪ドル/円などクロス円の上値に重さが目立ったことも、ドル/円の重石となった。
オーストラリア連邦統計局が発表した第3・四半期の消費者物価指数(CPI)は前期
比1.0%上昇、前年比1.3%の上昇と、事前予想の前期比0.8%上昇、前年比
1.1%上昇を小幅に上回った。発表直後の取引ではいったん豪ドル/米ドル
買いが先行したものの、「ほぼ予想の範囲内」(邦銀)だったことから豪スワップ金利市
場
る確率が25%付近から20%付近へ低下。11月の利上げ幅が「0.25%となる可能
性が高まった」(外銀)ことで、豪ドル
<ユーロの調整度合いがドル/円を左右か、欧州金融機関の決算発表に関心>
市場では、調整色の強まってきたユーロの動向に関心が集まってきた。前日の取引でユ
ーロは、下値を押さえていたアジア勢の買いを突破し、一段の売りを誘発するストップロ
スを相次ぎ巻き込み大きく下落。「海外ファンドを中心としたまとまった売り」(都銀)
に、一時1.4769ドルをつけて2週間ぶり安値を更新した。26日につけた1年2カ
月ぶり高値1.5064ドルからの調整幅は2日間で300ポイント近くに広がった。ユ
ーロに一段の調整があれば、ユーロ/円やドル/円の値動きに影響を与える可能性が高く
なるという。
その手掛かりとなりそうなのが、来月初旬にかけて続く欧州金融機関の決算。事前予想
では、投資銀行部門の堅調ぶりなどから底堅い業績を見込む向きが多いものの、一方で欧
州新興国向け融資問題や不良債権問題などに起因する今後の業績悪化リスクを想定する声
も出ている。ロイターの調べでは、きょうのサンタンデール
タンダートチャータード
日にソシエテジェネラル
(ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)
(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ
セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)
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