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欧州市場サマリー(5日)

発行済 2010-07-06 04:08

               1133GMT      2日終盤

ユーロ/ドル    1.2528      1.2560

ドル/円      87.68      87.74

ユーロ/円 109.94       110.26

              5日終値     前営業日終値

株 FT100 4823.53(‐14.56) 4838.09

  クセトラDAX     5816.20(‐17.95) 5834.15

金 現物午後値決め 1208.00 1201.50

              先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  99.055 (+0.015)  0.337(0.245)

独連邦債2年物 0.630(0.658)

独連邦債10年物(9月限) 129.72 (+0.41) 2.549(2.574)

独連邦債30年物   3.257(3.269)

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 <為替> 薄商いのなかユーロが下落。ドルは対主要通貨バスケットで安定的に推移。

 <株式> ロンドン株式市場は小反落。世界経済の回復をめぐる懸念から、銀行・鉱山

株に売りが出た。一方、石油大手BPは戦略的投資家を模索しているとの報道に支

援され、3.5%上昇した。

 米市場が独立記念日の振り替え休日のため休場となったため、出来高は90日平均の

41.9%と少なかった。

 前週発表された米・中のさえない経済指標を受け、需要見通しや世界の景気回復をめぐ

る懸念が高まるなか、鉱山株が売られた。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ

、エクストラータ、BHPビリトン、アントファガスタ

が2.2─2.9%安。

 銀行セクターも軟調。欧州の銀行に対する健全性審査(ストレステスト)の結果発表を

今月終盤に控えている。バークレイズが2.9%、ロイヤル・バンク・オブ・

スコットランドが2.8%それぞれ値を下げた。

 個別銘柄では小売マークス&スペンサーが2.6%上昇。7日に第1・四半期

の業績報告を控えている。

 

 欧州株式市場は反落しほぼ6週間ぶり安値で引けた。米国市場が独立記念日で休場とな

り薄商いとなるなか、経済見通しの悪化で鉱山株に売りが出た。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.14ポイント(0.32%)安

の966.52と、5月25日以来の安値となった。出来高は90日平均の半分を割り込

んだ。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は14.53ポイント(0.58%)安

の2507.83。

 6月の米雇用統計など前週発表された経済指標がさえない内容となったことから、市場

では景気の二番底を懸念する見方が再び強まった。

 中国やユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)の低下も、新興国・先進

国経済が下半期を通じて冷え込むとの見通しを裏付ける結果となった。

 このようななか、鉱山株が下落。アングロ・アメリカン、BHPビリトン

、リオ・ティントが1.8―2.2%安となった。

 ただ、一部ストラテジストの間では最近の売りは行き過ぎとの指摘が出ている。

 クレディ・スイスの資産運用部門バイスプレジデント、ボブ・パーカー氏は「今後2週

間に発表される一部企業決算は強い内容になるだろう。弱いユーロ相場を一因に、ドイツ

やフランスの経済指標には非常に良好なものも出てくるはずだ」と語った。

 銀行株も弱かった。バークレイズ、BNPパリバ、サンタンデール

が0.9―2.9%安。欧州銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)の

結果公表を前に、やや慎重な姿勢が広がった。

 BPは3.5%高。メキシコ湾岸で発生した原油流出の封じ込めまであとほぼ

1カ月との見方が広がった。

 <ユーロ圏債券> おおむね上昇。世界景気回復をめぐる懸念が強まり、安全資産とし

ての政府債へ需要が高まるなか、とりわけ独連邦債の買いが優勢となった。

 ただ、米市場が独立記念日の振り替え休日で休場となったことから、薄商いとなった。

 2日発表の6月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が12万5000人減と、今年

初めて減少に転じたほか、減少幅は2009年10月以来の大きさとなった。

 また、この日発表された一連の6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)では世

界的にサービス部門の伸びが鈍化していることが示された。

 RIAキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は「市

場では、とりわけ米国における成長減速や、米経済が二番底に陥る可能性について懸念が

高まっている」と指摘した。

 週内に大規模な国債入札が予定されていないことも支援材料となった。

 独連邦債先物9月限の清算値は39ティック高の129.70。一時

129.82に上昇した。ただ、商いは薄く、出来高は前営業日の半分にも至らなかった。

 独連邦債2年物利回りは3.3ベーシスポイント(bp)低下し

0.625%。

 同10年物利回りも4bp低下し2.543%。

 一方、スペイン国債10年物利回りは10bp上昇の4.64%となり、

独連邦債との利回り格差は210bpに拡大した。前営業日は198bpだった。スペ

インは新規10年国債(2020年10月償還)の発行に関し、幹事行を発表した。同

国の財務省は前月、第3・四半期にシンジケート団を通して新たに10年債を発行する

計画を明らかにしている。

                           [東京 6日 ロイター]

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