■NY株式:NYダウは37ドル高、金利上昇への懸念広がる
1日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は37.32ドル高の26186.71、ナスダックは25.62ポイント安の7385.86で取引を終了した。
昨日のFOMCでの利上げ観測の拡大を嫌気し売りが先行。
週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、堅調な12月建設支出や1月ISM製造業景況指数が好感されたが、米国債利回りが高止まりしていることへの警戒感から上値の重い展開となった。
セクター別では、電気通信サービスや各種金融が上昇する一方で小売や不動産が下落した。
オークションサイトのイーベイ(EBAY)は、同社の決済サービスをペイパル(PYPL)からオランダの同業アディアンに段階的に移行することを発表し大幅上昇。
通信大手のAT&T(T)は決算内容が好感され堅調。
SNSのフェイスブック(FB)は広告収入の拡大が好感された。
一方で、菓子メーカーのハーシー(HSY)は、通期の一株利益見通しが予想を下振れ下落。
複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は業績不振を受けて、110年余り続いたダウ平均株価の構成銘柄から除外される可能性が浮上し売られた。
ネット小売のアマゾン(AMZN)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ユーロは堅調推移、ユーロ圏の金利先高観強まる
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円69銭まで上昇後、109円23銭まで反落し、109円40銭で引けた。
先週分の米新規失業保険申請件数は予想外に減少したことや、米1月ISM製造業景況指数が予想を上回ったため、ドル買いが強まった。
その後、米株式相場が伸び悩んだことや、ユーロ高・米ドル安の相場展開となったことを意識してドル買いはやや後退した。
ユーロ・ドルは、1.2432ドルから1.2522ドルまで上昇した。
ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「欧州中央銀行(ECB)は国債購入プログラムを終了すべき」との見方を示したことがユーロ買いにつながった。
ECBは金融緩和策の出口戦略実施の軌道にあるとの見方が強まり、ユーロ買いに拍車がかかった。
ユーロ・円は、135円98銭から136円96銭へ上昇した。
日欧金利差の拡大観測でユーロ買いが加速。
ポンド・ドルは、1.4190ドルから1.4278ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9321フランから0.9257フランまで下落した。
■NY原油:続伸で65.80ドル、良好な米経済指標を意識した買いが入る
NY原油先物3月限は続伸(NYMEX原油3月限終値:65.80 ↑1.07)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比+1.07ドルの65.80ドルで取引を終えた。
1月の米ISM製造業景況指数は市場予想をやや上回る59.1だったことや雇用関連指標の改善を意識した買いが入った。
ユーロ・ドル相場がユーロ高に振れたことも材料視されたようだ。
先週分の原油在庫は市場予想を大きく上回る増加を記録したが、原油の需給関係は当面悪化しないとの見方が多いことも原油先物相場を下支えしている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.50ドル +0.50ドル(+1.56%)
モルガン・スタンレー(MS) 57.45ドル +0.90ドル(+1.59%)
ゴールドマン・サックス(GS)272.23ドル +4.34ドル(+1.62%)
インテル(INTC) 47.65ドル -0.49ドル(-1.02%)
アップル(AAPL) 167.78ドル +0.35ドル(+0.21%)
アルファベット(GOOG) 1167.78ドル -2.24ドル(-0.19%)
フェイスブック(FB) 193.09ドル +6.20ドル(+3.32%)
キャタピラー(CAT) 162.24ドル -0.54ドル(-0.33%)
アルコア(AA) 52.42ドル +0.40ドル(+0.77%)
ウォルマート(WMT) 105.52ドル -1.08ドル(-1.01%)
スプリント(S) 5.10ドル -0.23ドル(-4.32%)
1日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は37.32ドル高の26186.71、ナスダックは25.62ポイント安の7385.86で取引を終了した。
昨日のFOMCでの利上げ観測の拡大を嫌気し売りが先行。
週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、堅調な12月建設支出や1月ISM製造業景況指数が好感されたが、米国債利回りが高止まりしていることへの警戒感から上値の重い展開となった。
セクター別では、電気通信サービスや各種金融が上昇する一方で小売や不動産が下落した。
オークションサイトのイーベイ(EBAY)は、同社の決済サービスをペイパル(PYPL)からオランダの同業アディアンに段階的に移行することを発表し大幅上昇。
通信大手のAT&T(T)は決算内容が好感され堅調。
SNSのフェイスブック(FB)は広告収入の拡大が好感された。
一方で、菓子メーカーのハーシー(HSY)は、通期の一株利益見通しが予想を下振れ下落。
複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は業績不振を受けて、110年余り続いたダウ平均株価の構成銘柄から除外される可能性が浮上し売られた。
ネット小売のアマゾン(AMZN)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ユーロは堅調推移、ユーロ圏の金利先高観強まる
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円69銭まで上昇後、109円23銭まで反落し、109円40銭で引けた。
先週分の米新規失業保険申請件数は予想外に減少したことや、米1月ISM製造業景況指数が予想を上回ったため、ドル買いが強まった。
その後、米株式相場が伸び悩んだことや、ユーロ高・米ドル安の相場展開となったことを意識してドル買いはやや後退した。
ユーロ・ドルは、1.2432ドルから1.2522ドルまで上昇した。
ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「欧州中央銀行(ECB)は国債購入プログラムを終了すべき」との見方を示したことがユーロ買いにつながった。
ECBは金融緩和策の出口戦略実施の軌道にあるとの見方が強まり、ユーロ買いに拍車がかかった。
ユーロ・円は、135円98銭から136円96銭へ上昇した。
日欧金利差の拡大観測でユーロ買いが加速。
ポンド・ドルは、1.4190ドルから1.4278ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9321フランから0.9257フランまで下落した。
■NY原油:続伸で65.80ドル、良好な米経済指標を意識した買いが入る
NY原油先物3月限は続伸(NYMEX原油3月限終値:65.80 ↑1.07)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比+1.07ドルの65.80ドルで取引を終えた。
1月の米ISM製造業景況指数は市場予想をやや上回る59.1だったことや雇用関連指標の改善を意識した買いが入った。
ユーロ・ドル相場がユーロ高に振れたことも材料視されたようだ。
先週分の原油在庫は市場予想を大きく上回る増加を記録したが、原油の需給関係は当面悪化しないとの見方が多いことも原油先物相場を下支えしている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.50ドル +0.50ドル(+1.56%)
モルガン・スタンレー(MS) 57.45ドル +0.90ドル(+1.59%)
ゴールドマン・サックス(GS)272.23ドル +4.34ドル(+1.62%)
インテル(INTC) 47.65ドル -0.49ドル(-1.02%)
アップル(AAPL) 167.78ドル +0.35ドル(+0.21%)
アルファベット(GOOG) 1167.78ドル -2.24ドル(-0.19%)
フェイスブック(FB) 193.09ドル +6.20ドル(+3.32%)
キャタピラー(CAT) 162.24ドル -0.54ドル(-0.33%)
アルコア(AA) 52.42ドル +0.40ドル(+0.77%)
ウォルマート(WMT) 105.52ドル -1.08ドル(-1.01%)
スプリント(S) 5.10ドル -0.23ドル(-4.32%)