1304GMT 3日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
4日終値 前営業日終値
株 FT100 4671.37(‐11.09) 4682.46
クセトラDAX 5417.02(‐9.83) 5426.85
金 現物午後値決め 960.50 959.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.150 (‐0.025) 0.432(0.414)
独連邦債2年物 1.434(1.382)
独連邦債10年物(9月限) 121.56 (‐0.06) 3.355(3.350)
独連邦債30年物 4.043(4.046)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が上昇。世界的な株価の下落や原油価格安を受けて、このところ大
幅に上昇していた高リスク通貨や資源国通貨に利食い売りが出ている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。スタンダード・チャーター
ド(スタンチャート)銀行
し下げた。
全米リアルター協会(NAR)が同日発表した6月の住宅販売保留指数が予想を上回っ
て上昇し、相場はこれを受けて下げ幅を縮めた。ただ、出来高は過去90日間の平均の
80%と商いは薄かった。
BGCのシニアパートナー、デビッド・ブイク氏は「3月以降のこれほどの相場の上昇
と堅調な7月を踏まえ、強気基調がこのまま持続するとは予測できない。反動があるのは
自然だ」と述べた。
銀行株はおおむねさえない。スタンチャート銀行が10億ポンドの資金調達計画を発表
して市場を驚かせ、センチメントが冷え込んだ。
スタンチャート銀行は7.5%安。この日発表した上期決算は税引き前利益が前年同期
から10%増加し、市場予想を上回った。
HSBC
バークレイズ
げた。
今週業績発表を控えるロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
0.5%高。ロイズ・バンキング・グループ
前日上昇していた鉱山株にも売りが出た。金属価格の下落でつれ安となった。リオ・テ
ィント
エクストラータ
る
期待は時期尚早との見方を示したほか、対等合併を提案しているアングロ・アメリカン
値を下げた。
エネルギー株が相場を下支えた。米原油先物
げから値を戻した。
ロイヤル・ダッチ・シェル
ケアン・エナジー
欧州株式市場は反落。銀行株の一角が最近の上げを削る中、主要指数は前営業日つけた
9カ月ぶり高値から押し戻された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.26ポイント(0.24%)安
の939.67。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.11ポイント(0.12%)安の
2670.96。
銀行株が指数を押し下げた。同セクターはこのところ堅調で、DJユーロSTOXX欧
州銀行株指数<.SX7P>は3月9日につけた安値から140%上昇していた。
UBS
2000万ドル)と、予想以上に悪い内容だった。
スタンダード・チャータード
同期の25億9000万ドルから28億4000万ドルに10%増加し、ロイターが集計
したアナリスト5人の平均予測の24億9000万ドルを上回った。同行はまた、新株発
行による10億ポンド(17億ドル)の資金調達計画を発表し、市場を驚かせた。
BBVA
一方、ウニクレディト
を手がかりに3.6%上昇した。
ベルギーの銀行保険大手KBC
最近買われていた鉱山株も値下がりした。銅価格は08年10月以来の高値をつけたも
のの、DJユーロSTOXX資源株指数<.SXPP>は1.5%安。 アングロ・アメリカン
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債先物は一時上昇していたものの、米住宅市場が低迷
から脱出する兆しが示されたことを受けて値を消した。
6月の米住宅販売保留指数は前月比3.6%上昇の94.6と予想を上回り、6年ぶり
の5カ月連続上昇となった。
これを受けて株式市場がこの日の安値圏から値を戻したことから、安全資産としての債
券の魅力が低下した。
独連邦債先物9月限
122.01まで上昇していた。
現物債の利回りはほとんどのゾーンで上昇。1530GMT時点で独連邦債2年物
同10年物
カリヨンのアナリストは10年債利回りの上昇が限定的なことについて、顧客向けリポ
ートで、欧州中央銀行(ECB)が6月に実施した1年物オペによる資金供給が一因と指
摘。「景気の改善を背景とした欧州債券の利回り上昇圧力が、年内に予定されている(E
CBの)2度の1年物オペにより抑制されるとの懸念がある」と述べた。
債券相場は株価が伸び悩んだことから一時プラス圏で推移していた。6月の米個人所得
が4年半ぶりの大幅な落ち込みとなったことも支援材料となった。
[東京 5日 ロイター]