サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

台湾、第4四半期GDP改定値は前年比-0.41% 今年の予想下方修正

発行済 2023-02-22 18:18
更新済 2023-02-22 19:27
© Reuters.  2月22日、 台湾主計総処が発表した昨年第4・四半期の域内総生産(GDP)は前年比0.41%減だった。台北の市場で1月撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

[台北 22日 ロイター] - 台湾主計総処が22日発表した昨年第4・四半期の域内総生産(GDP)は前年比0.41%減だった。速報値の0.86%減から上方修正された。

今年のGDP予想は2.12%増に下方修正した。昨年11月時点の予想は2.75%増だった。輸出の見通しも下方修正した。世界的なインフレ、利上げ、ウクライナ戦争の影響が背景。

今年のGDPは、昨年の2.45%増から減速することになる。21年は6.53%増だった。

今年の輸出は前年比5.84%減となる見通し。従来予想は0.22%減だった。

今年の消費者物価指数(CPI)予測は前年比2.16%上昇に上方修正。従来予想は1.86%上昇だった。

台湾の輸出受注は5カ月連続で減少。中国の需要が引き続き落ち込んだほか、インフレと金利上昇で海外の個人消費が低迷した。

© Reuters.  2月22日、 台湾主計総処が発表した昨年第4・四半期の域内総生産(GDP)は前年比0.41%減だった。台北の市場で1月撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

主計総処は「さまざまな国の金融引き締めとウクライナ戦争の膠着の影響で、最終消費需要が低迷している。製品価格は下落し、産業サプライチェーンの在庫調整が起きている。世界経済の成長は減速している」と指摘した。

台新証券投資顧問のエコノミスト、ケビン・ワン氏は、今年は2%を超える経済成長も難しいかもしれないと指摘。ただ、輸出は下半期に上向く可能性が高いとの見方を示した。

同氏は「2月のCPI上昇率が3%前後で高止まりすれば、中央銀行が第1・四半期に利上げを実施する確率が上昇する」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます