■2016年3月期決算
城南進学研究社 {{|0:}}の2016年3月期決算は、売上高6,693百万円(前期比8.3%増)、営業利益323百万円(同2.0%増)、経常利益383百万円(同0.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益85百万円(同71.0%減)となった。
同社は決算発表の直前に業績修正を発表しており、その線での着地となった。
期初予想との比較では、売上高は期初予想を36百万円上回り、営業利益と経常利益は予想をそれぞれ、30百万円、26百万円下回ったが、ほぼ、期初予想を達成した。
ただし当期純利益については、子会社ののれんについての減損や校舎再編成費用などを特別損失に計上したため、期初予想を72.8%下回る結果となった。
2015年11月に(株)久ケ原スポーツクラブを子会社化したことを受けて、2016年3月期から、従来からの事業を教育事業セグメント、久ケ原スポーツクラブをスポーツ事業セグメントとし、2事業セグメント体制とした。
教育事業セグメントの中の事業部門別内訳では、大学受験の予備校部門が減収となった以外は、個別指導部門、映像授業部門、デジタル教材・児童教育部門ともに増収となり、全般に堅調に推移した。
伸び率では映像授業部門と(株)ジー・イー・エヌ(ズー・フォニックス・アカデミー事業を担当)が高い伸びを示した。
増収額では個別指導部門と映像授業部門が大きく増収となった。
利益面では、売上高売上総利益率は前期比横ばいの30.3%を確保した。
販管費は子会社買収の影響などもあって全体の金額は前期の1,558百万円から1,704百万円へと146百万円増加したが、売上高対比では25.2%から25.5%へと0.3ポイントの上昇にとどまった。
その結果、営業利益は前期比6百万円(2.0%)の増収を確保した。
特別損益段階において、校舎再編損失関連の費用10百万円や、子会社ジー・イー・エヌののれんの減損損失177百万円などを計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は85百万円に大幅に減少した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
城南進学研究社 {{|0:}}の2016年3月期決算は、売上高6,693百万円(前期比8.3%増)、営業利益323百万円(同2.0%増)、経常利益383百万円(同0.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益85百万円(同71.0%減)となった。
同社は決算発表の直前に業績修正を発表しており、その線での着地となった。
期初予想との比較では、売上高は期初予想を36百万円上回り、営業利益と経常利益は予想をそれぞれ、30百万円、26百万円下回ったが、ほぼ、期初予想を達成した。
ただし当期純利益については、子会社ののれんについての減損や校舎再編成費用などを特別損失に計上したため、期初予想を72.8%下回る結果となった。
2015年11月に(株)久ケ原スポーツクラブを子会社化したことを受けて、2016年3月期から、従来からの事業を教育事業セグメント、久ケ原スポーツクラブをスポーツ事業セグメントとし、2事業セグメント体制とした。
教育事業セグメントの中の事業部門別内訳では、大学受験の予備校部門が減収となった以外は、個別指導部門、映像授業部門、デジタル教材・児童教育部門ともに増収となり、全般に堅調に推移した。
伸び率では映像授業部門と(株)ジー・イー・エヌ(ズー・フォニックス・アカデミー事業を担当)が高い伸びを示した。
増収額では個別指導部門と映像授業部門が大きく増収となった。
利益面では、売上高売上総利益率は前期比横ばいの30.3%を確保した。
販管費は子会社買収の影響などもあって全体の金額は前期の1,558百万円から1,704百万円へと146百万円増加したが、売上高対比では25.2%から25.5%へと0.3ポイントの上昇にとどまった。
その結果、営業利益は前期比6百万円(2.0%)の増収を確保した。
特別損益段階において、校舎再編損失関連の費用10百万円や、子会社ジー・イー・エヌののれんの減損損失177百万円などを計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は85百万円に大幅に減少した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)