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引き続き決算を手掛かりとした個別対応に

発行済 2015-08-04 12:04
更新済 2015-08-04 12:33
引き続き決算を手掛かりとした個別対応に
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 日経平均は小幅に下落。
21.17円安の20526.94円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えている。
米株安のほか、原油先物相場の下落などを受けて心理悪化といった格好から、幅広い銘柄に売りが先行した。
決算発表が本格化しているなか、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強いとみられる。
 ただし、下を売り込む流れにはならず、決算が評価されている銘柄には資金が向かうなど、決算内容等で明暗を分ける展開になっている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。
規模別指数は中型株指数のみがプラス圏で推移。
セクターでは空運、小売、医薬品、電力ガス、陸運などが堅調。
一方で、水産農林、鉱業、非鉄金属、電気機器、機械などが冴えない。
 日経平均は売りが先行したが、その後は下げ渋りをみせており、5日線を上回っている。
一目均衡表では雲上限が支持線として意識されつつある。
連日の陽線形成で押し目買い意欲の強さも窺える状況であろう。
 引き続き決算を手掛かりとした個別対応になろうが、後場ザラバに発表される企業としては、双日 (TOKYO:2768)、小野薬 (TOKYO:4528)、明星電 {{|0:}}、東都水 (TOKYO:8038)、三菱商 (TOKYO:8058)、ヤマハ発 (TOKYO:7272)、伊藤忠 (TOKYO:8001)、旭化成 (TOKYO:3407)などが注目される。
その他、大引けにかけてのトヨタ自 (TOKYO:7203)の動向が注目されよう。
(村瀬智一)

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