(T:9104) 商船三井 244 -9売り優勢。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「ニュートラル」継続で、目標株価を300円から250円に引き下げている。
業績予想の大幅下方修正が背景になっている。
構造改革を行うがコンテナ船の赤字が大きいとして、今期経常利益予想は従来の441億円から32億円にまで減額修正している。
会社計画200億円も大きく下回るとみている。
(T:3104) 富士紡HD 270 +20急伸。
いちよし証券ではレーティング「A」を継続で、フェアバリューを280円から350円に引き上げている。
一般工業用途、CMP用途の回復が見込まれるとして、業績予想を上方修正しているようだ。
17.3期営業利益は38億円から50億円にまで上方修正、会社計画の45億円を上回ると見ている。
半導体高集積化進展に伴うCMP用途拡大など、中期成長力も高いと評価へ。
(T:6856) 堀場製 5000 +255大幅続伸。
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げしている。
目標株価も4100円から5900円に引き上げへ。
ハイエンドスマートフォンのメモリー容量拡大の恩恵を受けるとみられること、3D NAND対応の投資のみならず、既存NANDの設備投資も増加が予想されることなどを評価引き上げの背景としているようだ。
(T:4613) 関西ペイント 2051 -168売り優勢。
総額1000億円のCB発行、200億円を上限とする自社株買いの実施を発表している。
転換価額は2663円となっており、潜在株式の比率は12.64％になる見込み。
一方、自社株買いは本日の立会外取引において、900万株強の株式を取得している。
CB発行には意外感もあり、トータルでの希薄化をネガティブ視する動きが先行へ。
ゴールドマン・サックス証券(GS)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ。
(T:4739) 伊藤忠テクノ 2529 +87強い動き。
みずほ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を2660円から3260円に引き上げている。
クラウドの利益率改善が想定以上で進んでおり、エンタープライズを中心に業績予想を引き上げているようだ。
コンビニを中心とした流通向けの回復も着実に進んでいるほか、通信設備投資も底打ち傾向、評価引き上げの背景としている。
(T:6367) ダイキン 8997 -314軟調。
SMBC日興証券では、目標株価を9500円から10000円に引き上げているものの、投資判断を「1」から「2」に格下げしているもよう。
株価のアウトパフォームしたこともあり、株価の上値余地が限定的と判断しているもよう。
6月3日の中計説明会で、一旦好材料は出尽くしの可能性を指摘している。
なお、18.3期以降の高成長を織り込むタイミングで再評価を検討と。
(T:4689) ヤフー 514 +15買い優勢。
ソフトバンクグループ (T:9984)がアリババ株の売却を含めて1兆円超を確保、新たな大型買収の準備との見方が強いもようであるが、米ヤフーが持つ日本のヤフー株の行方が最大の焦点と伝わっている。
ソフトバンクの買収が思惑視される状況になっているほか、米ヤフーの保有株売却に伴う需給懸念なども低下する形と見られる。
(T:6807) 航空電子 1655 -25反落。
一昨日にNECがTOBの実施を発表、取得株数の上限は1000万株にとどまるが、TOB価格が1920円と同日の株価水準を大きく上回ることから、昨日はさや寄せを目指す動きによって急伸している。
ただ、NECの連結子会社化に伴うシナジー効果は両社ともに見出しにくいとの見方が多く、過度な上値追いは限定的にとどまる状況へ。