■株主還元
アイエックス・ナレッジ (T:9753)では、株主還元に関して経済環境の変動が激しいことから、安定配当を第一とし、業績や将来の見通し、配当性向、配当利回り等を総合的に勘案し配当を決定する方針。
この方針に従い、2017年3月期は1株当たり配当金10円(配当性向23.6%)を計画している。
同社は自社株買いを継続的に実施している。
過去5年間の取得状況を見ると、合計5回実施したが、2016年3月期については2回実施しており、合計1,062千株(取得価額388.84百万円)を取得した。
さらに、2016年5月には1,234.66千株の自社株消却(消却前の発行済株式数に対する割合9.47%)を実施した。
2017年3月期については、第1四半期決算発表時(2016年7月29日)に300千株※を上限(取得価額100百万円を上限)とする自社株買い(取得期間8月1日から12月20日まで)を発表し、2016年11月16日までに予定数の300千株を取得(取得価額97.58百万円)した。
安藤社長は事業規模と同業他社(売上規模100億円から200億円)との比較から同社の発行済株式数は依然として多いと考えているため、今後についても業績動向をにらみながら、自社株買いと自社株消却が継続される可能性が高いと言える。
※自己株式を除く発行済株式数に占める割合2.81%。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
アイエックス・ナレッジ (T:9753)では、株主還元に関して経済環境の変動が激しいことから、安定配当を第一とし、業績や将来の見通し、配当性向、配当利回り等を総合的に勘案し配当を決定する方針。
この方針に従い、2017年3月期は1株当たり配当金10円(配当性向23.6%)を計画している。
同社は自社株買いを継続的に実施している。
過去5年間の取得状況を見ると、合計5回実施したが、2016年3月期については2回実施しており、合計1,062千株(取得価額388.84百万円)を取得した。
さらに、2016年5月には1,234.66千株の自社株消却(消却前の発行済株式数に対する割合9.47%)を実施した。
2017年3月期については、第1四半期決算発表時(2016年7月29日)に300千株※を上限(取得価額100百万円を上限)とする自社株買い(取得期間8月1日から12月20日まで)を発表し、2016年11月16日までに予定数の300千株を取得(取得価額97.58百万円)した。
安藤社長は事業規模と同業他社(売上規模100億円から200億円)との比較から同社の発行済株式数は依然として多いと考えているため、今後についても業績動向をにらみながら、自社株買いと自社株消却が継続される可能性が高いと言える。
※自己株式を除く発行済株式数に占める割合2.81%。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )