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NY市場サマリー(9日)

発行済 2011-08-10 07:16

                   (カッコ内は前営業日比、%は利回り)

ドル/円    終値    77.22/26

        始値    77.23/24

    前営業日終値    77.78/80

ユーロ/ドル  終値   1.4390/95

        始値   1.4262/67

    前営業日終値   1.4168/73

30年債 

   (2105GMT)     113*04.50(+0*08.00) =3.6474%

前営業日終盤     112*28.50(+3*18.50) =3.6602%

10年債

   (2105GMT)     107*13.00(+0*12.00) =2.2746%

  前営業日終盤    107*01.00(+2*06.50) =2.3162%

 2年債

   (2105GMT)    100*10.50(+0*03.50)=0.2082%

前営業日終盤     100*07.00(+0*01.75)=0.2639%

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

     終値     11239.77(+429.92)

   前営業日終値    10809.85(‐634.76)

ナスダック総合<.IXIC>

     終値     2482.52(+124.83)

   前営業日終値    2357.69(‐174.72)

S&P総合500種<.SPX>

     終値     1172.53(+53.07)

   前営業日終値    1119.46(‐79.92)

COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ1><0#GC:>

        終値 1743.00(+29.80)

     前営業日終値   1713.20(+61.40)

原油先物(9月限)(ドル/バレル)<2CLU1><0#CL:>

        終値   79.30(‐2.01)

     前営業日終値     81.31(‐5.57)

CRB商品指数(ポイント)<.CRB>

         終値  316.12(‐1.62)

     前営業日終値      317.74(‐9.06)

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 <為替> ドルが幅広く売られ、対スイスフランでは一時5%超急落した。米連邦準備

理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、少なくとも今後2年間は低

金利を維持する方針を示したことを受け、ドルの投資妙味が一段と薄れた。ドルは対円で

も売られ、電子取引システムEBSでドル/円は一時76.700円まで下落

した。値動きの荒い展開となり、FOMC声明発表直後はドルが豪ドルやニュージーラン

ドドルなどの資源国通貨に対して上昇、ユーロは上げ幅を縮小したが、終盤にかけて米株

価が急速に切り返す中、流れは反転した。

 NY外為市場:[USD/J]

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 <債券> 国債価格が上昇し、短期債利回りは一時過去最低水準を更新した。FOMC

声明発表直後、短期債利回りは急低下し、2年債、3年債、5年債利回りは過去最低水準

を更新した。市場の注目は8月26日のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講

演に集まっている。朝方の取引では、リスク資産に資金が流れたことで国債価格は低下し

ていた。FOMC声明発表を受け上昇したものの、終盤の取引で株価が上昇したことから、

国債価格上昇の勢いはそがれた。

 米金融・債券市場:[US/BJ]

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 <株式> 急反発。振れの大きな展開となった。この日発表されたFOMC声明を受け

て下落に転じたものの、FRBの景気に関するシグナルを見極めようとする動きが広がる

中、3指数は終盤にかけて大きく切り返した。このところ売り込まれていた銀行株が急伸

し、KBWキャピタルマーケット指数<.KSX>は6.7%上昇した。

 米国株式市場:[.NJP]

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 <金先物> 世界的な景気先行き懸念が広がる中、安全資産として買う動きは衰えず続

伸した。中心限月12月物は前日終値比29.80ドル(1.7%)高の1743.00

ドルと、史上最高値を前日に続き更新して引けた。欧米の債務問題が深刻化し、世界的な

景気後退や金融市場に対する影響を警戒する投資家は多く、リスク回避の動きは依然とし

て続いている。こうした中、リスクヘッジとして金塊を買い求める動きに変化はなく、相

場は電子取引で一時1782.50ドルまで上伸、1800ドルの大台が視野に入った。

 NY貴金属:[GOL/XJ]

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 <原油先物> 世界的な景気先行き不安や軟調な株式の動きを背景に続落した。米国産

標準油種WTIの中心限月9月物は前日終値比2.01ドル安の1バレル=79.30ド

ルで取引を終了し、2010年10月19日以来約9カ月半ぶりに終値で80ドルを割り

込んだ。FRBはFOMCでゼロ金利政策を少なくとも13年半ばまで継続する方針を決

定。「年初からの経済成長は予想よりかなり緩慢」であり、「ここ数カ月、労働市場は悪

化し、失業率が上昇した」と米経済の弱体化を認めた。これを受けて株式相場は一時急落。

原油相場もFOMCの表明発表後、引けにかけて値を消した。

 NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

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                           [東京 10日 ロイター]

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