1341GMT 7日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
8日終値 前営業日終値
株 FT100 5340.38(+21.79) 5318.59
クセトラDAX 5408.46( +2.93) 5405.53
金 現物午後値決め 1855.00 1810.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 98.830 (+0.045) 0.564(0.349)
独連邦債2年物 0.453(0.430)
独連邦債10年物(12月限) 136.74 (+0.59) 1.878(1.853)
独連邦債30年物 2.839(2.869)
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<為替> ユーロが対ドルで値下がりし、2カ月ぶり安値をつけた。トリシェ欧州中央
銀行(ECB)総裁は、理事会後の会見で、ユーロ圏経済に下方リスクがあることを強調
するとともに、当面利上げを行わない可能性を示唆した。
電子取引EBSによると、ユーロ/ドル
る1.3943ドルまで値下がりしたが、その後は下げ渋り、0.6%安の1.4008
ドルで推移している。
ドル/円
<株式> ロンドン株式市場は不安定な値動きのなか続伸して引けた。オバマ大統領の
雇用問題に関する議会演説が行われるのを前に、これまで大きく売られていた銘柄に値ご
ろ感から買いが入った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は3日続伸となった。
石油関連株が上昇し、BGグループ
ヤル・ダッチ・シェル
個別銘柄で値上がりが目立ったのはスイスの商品取引大手グレンコア・インターナショ
ナル
ドルの転換社債を売却し、グレンコア株を購入したとのニュースが好感された。
WMモリソン・スーパーマーケッツ
た。
一方、値下がり第1位は自動車保険のアドミラル・グループ
正取引委員会が英自動車保険セクターの独占禁止法をめぐる調査に踏み切ったことが嫌気
された。
欧州株式市場は続伸して取引を終えた。オバマ米大統領の雇用対策に関する議会演説を
控え、買い戻しが広がった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8.09ポイント(0.87%)高
の939.63。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.24ポイント(0.57%)高
の2163.40。
オバマ大統領の3000億ドル規模の雇用対策には中間層や企業向けの減税やインフラ
投資などが盛り込まれるとみられている。また米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ
議長の景気見通しに関する講演で、ポジティブサプライズがあり得るとの見方からショー
トカバーが進んだ。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の欧州株ストラテジスト、イアン・
リチャーズ氏は、オバマ大統領の演説、バーナンキ議長の講演、週末の日米欧7カ国(G7)
財務相・中央銀行総裁会議でどのような政策が打ち出されるかに関心が集まってい
るとしたうえで、ポジティブな経済政策であれば市場は評価するとの見解を示した。
前週の米原油在庫が予想以上に減少したことから原油価格が上昇し、追随してエネルギ
ー株が値上がり。STOXX欧州600石油・ガス株指数<.SXEP>は2.2%高となった。
上半期の業績が予想を上回ったWMモリソン・スーパーマーケッツ
上伸し、STOXX欧州600小売株指数<.SXRP>は1.8%上昇した。
<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが過去最低を更新した。この日の理事会で主要政
策金利の据え置きを決定した欧州中央銀行(ECB)が、世界経済の軟化を受け引き締め
サイクルの中断を示唆したことが背景。
トリシェECB総裁は理事会後の記者会見で、成長に対する下振れリスクを強調すると
共に、これまでと違い、均衡のとれたインフレ見通しを示した。インフレ見通しに関して
は、トリシェ総裁本人もこれまでのECBの分析とは「大幅に」異なるものとしている。
一部アナリストからは、トリシェECB総裁の発言でECBの次の動きは利下げになる
との見方が裏付られたとの見方が出ているが、金融緩和が実施される場合、時期について
は何も示されていない。
モニュメント証券のストラテジスト、マーク・オズワルド氏は「主なメッセージは、
(引き締めは)中断しているが、近く利下げを検討するわけではないということだ」と述べ
た。
独連邦10年債
過去最低水準を更新した。その後、時間外取引で3.7ベーシスポイント(bp)低下の
1.84%で推移した。2年債利回り
独連邦債先物
清算値は30ティック高の136.45。
ギリシャ国債2年物
イタリア国債10年物
とみられるにもかかわらず上昇、5.3%で推移した。
[東京 9日 ロイター]