1250GMT 23日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
24日終値 前営業日終値
株 FT100 5677.88(+ 4.25) 5673.63
クセトラDAX 6039.00(+21.73) 6017.27
金 現物午後値決め 1090.75 1101.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 99.305 (+0.005) 0.295(0.294)
独連邦債2年物 0.887(0.866)
独連邦債10年物(6月限) 123.35 (‐0.32) 3.096(3.062)
独連邦債30年物 3.862(3.840)
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<為替> ドルが対円で上げ幅を拡大した。朝方発表された2月米耐久財受注が3カ月
連続で増加したことが背景。
<株式> ロンドン株式市場は小幅続伸。エネルギー株が軟調となるなか、鉱山・銀行
株に買いが入った。英予算案はサプライズがほとんどなかったことから市場の反応は薄か
った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は4.25ポイント(0.07%)高の
5677.88。ダーリング英財務相の予算案発表前に一時1年9カ月ぶり高値となる
5698.87をつけた。
スプレッデックスのトレーダー、サム・ライト氏は「さほど問題のない予算案で市場の
反応は薄かった。総選挙に関する発表が近いとみられるなか、投資家は様子見となる可能
性が高い」と述べた。
原油先物が値下がりするなかエネルギー株が売られた。BGグループ
・ダッチ・シェル
鉱山株は高い。リオ・ティント
上げたアングロ・アメリカン
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
年の業績について前向きな見通しを示した。
銀行株ではロイズ・バンキング・グループ
ブ・スコットランド(RBS)
財務相が、2社の株式を投資資金が回収できる方法で売却するとコメントした。
ロイズはバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが同社株を欧州1リストに加え、目標
株価を引き上げたことにも支援された。
一方、HSBC
トガルの格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げるなか、同国へのエクスポー
ジャーが懸念された。
パーシモン
株も買われた。予算案に初回住宅購入者を対象とした優遇策が盛り込まれたことが背景。
欧州株式市場はほぼ横ばい。フィッチによるポルトガルの格下げには反応薄で、
シャイア
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.10ポイント(0.01%)高
の1072.54。前日つけた1年5カ月ぶり高値をわずかに上回った。一時
1064.65の安値をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は6.58ポイント(0.23%)安の
2903.94。
シャイアは2.1%高。一時3.2%上昇し上場来高値をつけた。バイオ医薬品の米ジ
ェンザイム
不足となるなか、シャイアの酵素補助薬の需要増へ期待が高まった。
その他医薬品株も上昇し、グラクソ・スミスクライン
高。
フィッチがポルトガル国債の信用格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げた
ことを受け、複数の銀行株が下落した。BBVA
ケ銀行
ドルが上昇するなか金属相場が軟調となったものの、一部鉱山株に買いが入った。アン
グロ・アメリカン
ティント
ダーリング英財務相がこの日発表した2010―11年度の予算案のなかで、初回住宅
購入者を対象に印紙税基準を変更したことを好感し、住宅建設株が好調だった。
<ユーロ圏債券> 独連邦債が米国債の売りに圧迫された。一方、フィッチによるポル
トガル格下げを受け、同国債も下落した。
米国では今週、総額1180億ドル規模の入札が行われ、このうち前日の2年債入札が
さえなかったほか、この日発表された2月の米耐久財受注が予想よりも強い内容となった
ことが圧迫し、利回りが大幅に上昇した。
コメルツ銀(フランクフルト)のストラテジスト、デビッド・シュナウツ氏は「(軟調
な米国債相場の影響が)期間が長めの独連邦債に波及した」と述べた。
独連邦債10年物
ベーシスポイント(bp)上昇の3.072%。前日には約1年ぶりの水準となる
3.046%に低下していた。
ロイターがまとめた調査によると、同利回りは今後3カ月間で3.35%まで上昇し、
1年後には3.88%をつけると予想されている。
独連邦債2年物
回り格差は2.2bp拡大し222bpとなった。
米国債10年物
り高水準をつけた。これを受けて独連邦債と米国債の利回り格差は一時2007年2月以
来の水準となる71bpに拡大した。
独連邦債先物6月限
値を下げた。
ドイツのIFO経済研究所が発表した3月の独業況指数が08年6月以来の高水準に急
上昇したことも相場を圧迫した。
ポルトガル国債10年物
日、同国の格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げ、見通しを「ネガティブ」
とした。
ただ、市場はすでに格下げを織り込んでおり、影響は限られたという。
ギリシャ国債は、ポルトガルの格下げを受けて若干値が振れる場面もあったものの、日
中を通し比較的安定して推移した。
英国債はアンダーパフォーム。英債務管理庁(DMO)が2010/11年に1870
億ポンドの国債を発行する方針を明らかにした。これを受けて独連邦債との利回り格差が
一時91bpに拡大したが、その後4bp上昇の89bpに戻した。
[東京 25日 ロイター]