1521GMT 29日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
30日終値 前営業日終値
株 FT100 5553.29(‐64.55) 5617.84
クセトラDAX 6135.70(‐ 9.21) 6144.91
金 現物午後値決め 1179.25 1166.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 99.170 (‐0.040) 0.249(0.248)
独連邦債2年物 0.788(0.813)
独連邦債10年物(6月限) 124.80 (+0.37) 3.023(3.008)
独連邦債30年物 3.698(3.713)
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<為替> ユーロが対ドルで3日連続上昇。ギリシャが近く支援を受けるとの期待が、
同国の債務返済方法をめぐる懸念を和らげた。
ロイター・データによるとユーロ/ドル
<株式> ロンドン株式市場は反落し、終値ベースで2カ月ぶり安値をつけた。バーク
レイズ
株が下落したほか、鉱山株が売られ、相場を圧迫した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は週足では3%下落し、前年11月以来の大幅な下
げとなった。
第1・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が予想を下回る伸びとなったことを受け、
相場は下げ足を速めた。
米マンハッタン連邦検事局がゴールドマンの刑事捜査を開始し、同社もしくは同社の社
員が刑事訴追される可能性が出てきたことも圧迫材料となった。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチがゴールドマンの投資判断を引き下げたことも
重しとなり、銀行株は約9%下落した。
バークレイズは6.4%安。第1・四半期決算で、投資銀行部門の業績が競合に及ばな
かったことが嫌気された。
HSBC
スコットランド
鉱山株は一時上昇していたが、オーストラリア政府が2日にも新しい資源税を発表する
可能性があることを受け値を消した。
リオ・ティント
ングロ・アメリカン
一方、ランドゴールド・リソーシズ
ことが考慮され、3%上昇した。
エネルギー株ではBP
削施設での原油流出事故に伴うコストをめぐり懸念が高まっている。
欧州株式市場は反落。英銀大手バークレイズ
が振るわなかったほか、投資判断の引き下げや刑事捜査開始のニュースを受けて米ゴール
ドマン・サックス(GS)
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.74ポイント(0.72%)安
の1062.32。週間では2.7%安となった。下落は3週連続。月足では1.5%
下落したものの、2009年3月9日につけた安値からは64%超上昇している。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.26ポイント(0.4%)安の
2816.86。
銀行株が軟調。クレディ・アグリコル
ツ銀行
S)
エネルギー株ではトタル
P
個別銘柄ではノルウェーのペトロリアム・ジオ・サービシズ
四半期決算が予想を下回った。
<ユーロ圏債券> 数日以内にギリシャ支援がまとまるとの期待から、ユーロ圏周辺国
の国債利回りが低下した。ただ銀行セクターへの懸念が再燃しているため、独連邦債との
利回り格差の縮小は限定的だった。
10年物ギリシャ国債
ぶりの高水準に上昇していたが、この日は10%を下回った。その結果、独連邦債
765bpから縮小した。
欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が協議している最大1200億ユーロのギ
リシャ支援策の詳細が、今週末にも明らかになると市場では予想されている。ユーロ圏財
務相は5月2日にブリュッセルで会合を開き、ギリシャへの緊急融資について協議する予
定。
ウニクレディトのチーフエコノミスト、マルコ・アヌンシアータ氏は「最近の動きから
すると、支援策は短期的に市場の信頼を改善させる上で十分なほど強力で規模も大きいと
予想される」と述べた。
市場関係者によると、周辺国国債に順調な買いが入った。ギリシャ国債の取引は薄かっ
たものの、イタリアとアイルランドの国債には堅調な需要が見られた。
ただ前日、格付け会社ムーディーズのアナリストがロイターとのインタビューで、ギリ
シャの信用格付けが数日以内にジャンク(投機的)等級に引き下げられる可能性があると
発言。実際にムーディーズ、およびフィッチがギリシャの格付けをジャンク級に引き下げ
た場合、ギリシャ国債は欧州中央銀行(ECB)に対する担保として使えなくなるため、
ECBにとっては頭の痛い問題となる。
独連邦債先物6月限
局がゴールドマン・サックス
また証券会社がゴールドマンを格下げしたことを受けて上昇した。
独連邦債2年物
10年物
[東京 1日 ロイター]