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NY市場サマリー(11日)

発行済 2010-06-12 07:32

                   (カッコ内は前営業日比、%は利回り)

ドル/円   終値    91.62/68

       始値    91.66/69

   前営業日終値    91.39/43

 

ユーロ/ドル 終値   1.2110/16

       始値   1.2123/25

   前営業日終値   1.2109/15

30年債 

   (2105GMT)     103*26.00(+1*13.00) =4.1511%

前営業日終盤    102*10.00(‐2*07.00) =4.2378%

10年債

   (2105GMT)    102*08.00(+0*25.00) =3.2328%

   前営業日終盤  101*15.00(‐1*08.00) =3.3249%

2年債

(2105GMT)    100*01.00(+0*03.75)=0.7339%

前営業日終盤   99*29.25(‐0*04.25)=0.7940%

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

     終値         10211.07(+ 38.54)

   前営業日終値    10172.53(+273.28)

ナスダック総合<.IXIC>

     終値         2243.60(+24.89)

   前営業日終値    2218.71(+59.86)

S&P総合500種<.SPX>

     終値         1091.60(+ 4.76)

   前営業日終値    1086.84(+31.15)

COMEX金(8月限)(ドル/オンス)<2GCQ0><0#GC:>

       終値   1230.20(+8.00)

     前営業日終値   1222.20(‐7.70)

原油先物(7月限)(ドル/バレル)<2CLc1><0#CL:>

        終値    73.78(‐1.70)

      前営業日終値   75.48(+1.10)

CRB商品指数(ポイント)<.CRB>

         終値 255.92(+0.84)

     前営業日終値     255.08(+2.02)

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 <為替>  ドルが対円・ユーロで上昇。米消費者信頼感指数が改善し、米景気回復が

順調に進んでいることを示唆した。

 6月の米消費者信頼感指数・速報値は、ほぼ2年半ぶり高水準となり、これより前に発

表された5月の米小売売上高が予想外に減少したことの影響を相殺した。

 菅直人首相が所信表明演説を行い、先進国で最悪の財政状況に危機感を表明。ギリシャ

の財政危機問題を取り上げ「国債市場における信認が失われれば、財政破たんに陥る恐れ

がある」と指摘し、財政健全化に向けた改革に「今から着手する必要がある。税制の抜本

改革に着手することが不可避」と訴えたことも円安につながった。

 ポンド/ドルは1.2%安の1.4528ドル。4月の英鉱工業生産指数が予

想外に悪化したことが材料視された。

 NY外為市場:[USD/J]

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 <債券>  反発。5月の米小売売上高が予想外に減少したことで景気回復ペースに対

する懸念が高まり、安全資産として債券を買う動きが再び強まった。

 小売売上高は前月比1.2%減と前年9月以来8カ月ぶりにマイナスに転じ、欧州のソ

ブリン債危機による懸念が高まる形となった。

 終盤の取引で指標10年債利回りは3.23%と、今週の取引レンジ

(3.00─3.50%)の中心付近となった。2年債と10年債の利回り格差は前日終

盤の2.53%ポイントから2.48%ポイントへ縮小した。

 米金融・債券市場:[US/BJ]

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 <株式> 続伸。終盤にかけて切り返した。小売売上高が予想外の減少となったことで

経済に対する懸念が高まった一方で、半導体大手ナショナル・セミコンダクター

の好調な業績見通しを受けてハイテク株が買われた。

 5月の小売売上高は前月比1.2%減と8カ月ぶりに減少した。その一方で6月の米ミ

シガン大消費者信頼感指数(速報値)がほぼ2年半ぶりの高水準になり、景気回復が腰折

れするとの懸念を和らげた。

 米国株式市場:[.NJP]

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 <金先物> 米景気の減速懸念を背景にリスク回避の逃避資金の受け皿となり、3日ぶ

りに反発した。中心限月8月物は1オンス=1230.20ドルと前日終値

(1222.20ドル)比8.00ドル高で終了した。

 この日朝方は、前日の下落の後を受けて安値拾いの買いが先行。また、5月の米小売売

上高が予想に反して落ち込み、米消費の先行き懸念が急浮上したため、金買いを後押しし

た。この後発表された6月のロイター・米ミシガン大学景況指数(暫定値)は前月(確報

値)から改善し、予想を上回る数字となったものの、地合いの改善は限定的。米株価の軟

調な動きもあって、代替資産として金塊が物色される流れが続き、引けにかけて徐々に値

を切り上げた。

 NY貴金属:[GOL/XJ]

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 <原油先物> 低調な米小売売上高を背景に景気先行き不安が広がったことに加え、ド

ルの対ユーロ相場上昇を嫌気して4営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心

限月7月物は前日終値比1.70ドル安の1バレル=73.78ドルで終わった。8月物

の終値は1.34ドル安の75.34ドル。

 この日は寄り付きから軟調な展開。5月の小売売上高が前月比1.2%減と、市場予想

の0.2%増(時事通信調べ)を大幅に下回る結果となり、依然くすぶる欧州財政不安に

米景気回復懸念も加わって、リスク商品への投資を嫌気する動きが原油売りを誘った。ま

た、リスク回避姿勢の緩和から堅調に推移していたユーロ相場もこの日は反転。対ドルで

下落に転じたことから、ドル建てで取引される原油相場に割高感が生じた。

 NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

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                           [東京 12日 ロイター]

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