1350GMT 13日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
14日終値 前営業日終値
株 FT100 5253.52(‐17.50) 5271.02
クセトラDAX 6209.76(+18.63) 6191.13
金 現物午後値決め 1207.00 1216.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.010 (+0.010) 0.320(0.326)
独連邦債2年物 0.775(0.744)
独連邦債10年物(9月限) 128.74 (‐0.14) 2.657(2.657)
独連邦債30年物 3.330(3.324)
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<為替> ユーロとドルが対円で下落。朝方発表された6月の米小売売上高は2カ月
連続で減少した。こうしたなか、6月の英失業率が改善したことを受け、ポンドは対ド
ルで10週間ぶり高値をつけた。
<株式> ロンドン株式市場は、銀行株と鉱山関連株に売りが出て、7営業日ぶりに反
落して終了した。
ETXキャピタルの電子取引部門を統括するミック・ミルズ氏は「この日は上げ一服と
なった。中国の一連の経済統計発表を控え、特に鉱山関連株に売りが出た」と述べた。
鉱山関連株では、アントファガスタ
0.1%、それぞれ下落した。一方、フレスニロ
感され、1.5%高で終了した。
銀行株では、ロイズ・バンキング・グループ
するストレステスト(健全性審査)の結果公表が23日に迫る中、欧州連合(EU)の財
務相の間で公表する項目について意見が一致していないことが懸念材料となっている。
BP
の、同キャップの検証作業の延期を発表したことで売り圧力にさらされた。
欧州株式市場は7営業日ぶりに小反落。資本規制強化をめぐる懸念から銀行株が売られ
た。ただ、前日発表された米インテル
カーのASML
い動きとなった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.36ポイント(0.03%)安
の1045.11。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は1.37ポイント(0.05%)高の
2738.96。
銀行株ではBNPパリバ
今週のバーゼル銀行監督委員会の会合が注目されている。会合では、銀行の自己資本や
流動性をめぐる規制強化などについて話し合われる。
また、スペイン金融機関の6月の欧州中央銀行(ECB)からの借入額が急増したこと
も、懸念材料となった。
明るい企業ニュースを背景に、ハイテク株は高い。ASMLは3.1%高。2010年
の売上高見通しを少なくとも10%引き上げた。
インテルが前日発表した第2・四半期決算は、売上高、利益ともに市場予想を上回った。
欧州ハイテク株指数<.SX8P>は1.2%上昇。STマイクロエレクトロニクス
インフィニオン
<ユーロ圏債券> 独連邦債先物が下落した。一連の国債入札が順調に消化されるなか、
終盤にかけて株式への投資意欲が回復し、値が振れる展開となった。
前日にムーディーズが格下げを発表したことで注目されたポルトガルの国債入札は、落
札利回りが上昇したものの堅調な需要が示された。ドイツとイタリアの国債入札も無事終
了した。
独連邦債先物9月限
値を下げた。
モニュメント証券のストラテジスト、マーク・オズワルド氏は「ユーロと株価が共に
上昇した」ことが背景にあるとしながらも「入札は順調に消化されたものの、明日には
さらなる入札が控えているため、不安定な相場展開となっている」と指摘した。
フランスとスペインは15日に国債入札を実施する。スペインは最大30億ユーロの
15年債入札を行う。
さえない米小売売上高を受けて米国債に買いが入ったことから、独連邦債は米国債を
アンダーパフォームした。10年物の利回り格差は約2ベーシスポイント(bp)縮小し
43bpとなった。
独連邦債10年物
ユーロ圏周辺国債は独連邦債をアンダーパフォームし、利回り格差は拡大した。10年
物のポルトガル国債と独連邦債の利回り格差
8bp拡大し297bp。一時301bpに拡大した。
イタリア国債と独連邦債の利回り格差
付近から150bpに拡大した。
[東京 15日 ロイター]