1308GMT 31日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
1日終値 前営業日終値
株 FT100 5366.41(+141.19) 5225.22
クセトラDAX 6083.90(+158.68) 5925.22
金 現物午後値決め 1246.50 1246.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.125 (+0.005) 0.275(0.261)
独連邦債2年物 0.611(0.583)
独連邦債10年物(9月限) 133.29 (‐1.14) 2.218(2.110)
独連邦債30年物 2.783(2.656)
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<為替> ドルが主要通貨に対して幅広く下落する一方で、豪ドルが大幅に上昇。
8月の中国購買担当者指数(PMI)やオーストラリアの第2・四半期実質国内総生産
(GDP)が堅調な内容となったことで、世界経済をめぐる懸念が後退しリスク選好度が
高まった。
<株式> ロンドン株式市場は旅行・通信・鉱山セクターでのM&A(企業の合併・
買収)観測が支援し、1日としては約2カ月ぶりの大幅な伸びとなった。強い米・中国の
製造業指標もセンチメントを押し上げた。
TUIトラベル
すでに同社の過半数株式を保有している独TUI
報じた。
ケーブル&ワイヤレス(C&W)ワールドワイド
競合の米AT&T
C&Wからのコメントは得られていない。
鉱山株も高い。フレスニロ
が同社の買収に関心を示している、とデーリー・メールがあらためて報じた。
8月の中国購買担当者指数(PMI)が前月から上昇したほか、8月の米供給管理協会
(ISM)製造業景気指数は予想外に改善。これを受け、金属相場が上昇し、鉱山セク
ター<.FTNMX1770>全体を押し上げた。
欧州株式市場は大幅続伸。米中の強い製造業データを受け、FTSEユーロファースト
300種指数は1日として5月27日以来3カ月ぶりの大幅な伸びを示した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は29.35ポイント(2.86
%)高の1055.69。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は92.32ポイント(3.52%)高
の2715.27で取引を終えた。
ルランド・リサーチ(フランクフルト)のストラテジスト、ヘイノ・ ルランド氏は
「(上昇の)主要因は中国のデータだ」とし、「株式は割高ではない。強い成長再開を示
す兆候が示されれば市場参加者は株式購入に向かう」と述べた。
鉱山株の上げが目立った。ドル安のほか見通し改善を背景に銅などの金属価格が上昇し
た。
アントファガスタ
ラータ
米原油先物
BP
HSBCが発表した8月の中国購買担当者景気指数 (PMI、季節調整済み)は
51.9と3カ月ぶり高水準に上昇。米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業
景気指数も56.3と前月から上昇し、13カ月連続で分岐点となる50を上回った。
銀行株も高い。BNPパリバ
5.6%、スタンダード・チャータード
企業の合併・買収(M&A)観測も相場を支援した。通信大手ケーブル・アンド・ワイ
ヤレス(C&W)・ワールドワイド
同業の米AT&T
C&Wワールドワイドからはコメントを得られていない。
TUIトラベル
すでに同社の過半数株式を保有している独TUI
と報じた。独TUIは5.1%高。
<ユーロ圏債券> 独連邦債10年物の利回りが上昇した。米国と中国の経済指標が堅
調だったことで、世界経済の減速懸念が和らいだことが背景。
このところ市場では、ぜい弱な米経済回復、およびこれが欧州経済に及ぼす影響に対す
る懸念に注目が集まっていたが、この日発表の8月の米供給管理協会(ISM)製造業景
気指数は56.3に上昇し、市場予想の53.0を上回った。
RIAキャピタルマーケッツの債券ストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は、
「米ISM製造業景気指数は、3日発表の8月の米雇用統計を占う上で重要だった。米景
気が二番底に直面するリスクが軽減されたため、このところの独連邦債の上昇に歯止めが
かかった」と述べた。
独連邦債10年物
(bp)上昇して2.23%となった。1日の上昇幅としては、欧州中央銀行(ECB)
が国債買い入れを開始した5月10日以来となる。
同2年物
独連邦債先物9月限
その後110ティック安の133.33で推移している。
独連邦債は周辺国国債をアンダーパフォームした。イタリア国債10年物
利回り格差は12bp縮小して154bpとなった。
スペイン国債10年物
174bpとなった。
周辺国国債のなかで最も利回りが低下したのがギリシャ国債。同10年物
[東京 2日 ロイター]