1524GMT 7日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
8日終値 前営業日終値
株 FT100 5657.61(‐ 4.52) 5662.13
クセトラDAX 6291.67(+15.42) 6276.25
金 現物午後値決め 1341.50 1345.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 98.950 (+0.010) 0.449(0.522)
独連邦債2年物 0.802(0.813)
独連邦債10年物(12月限) 131.77 (+0.13) 2.261(2.264)
独連邦債30年物 2.895(2.884)
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<為替> ドルが対円で一時82円を割り込み、15年ぶり安値を更新した。9月の米
雇用統計で非農業部門雇用者数が予想に反して減少し、米連邦準備理事会(FRB)が資
産買い入れを拡大するとの観測が高まった。
円はEBSで一時81.72円まで下落した。
ドルは対ユーロでも急落したが、ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)
がユーロの1.40ドル台乗せに不快感を示したことを受けて、一部値を戻した。
<株式> ロンドン株式市場は続落。米雇用統計が予想以上に悪化したことで、銀行
株が売られた。
半面、同統計の結果を受け米追加量的緩和をめぐる観測が強まり、鉱山株が押し上げら
れた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は週足で1.2%上昇した。
銀行株の下げが目立ち、バークレイズ
会社による同行株取引が材料となった。
ロイズ・バンキング・グループ
世界の景気回復をめぐる懸念に加え、米銀の決算発表を控えていることも圧迫した。
鉱山株は金属価格の上昇に追随した。金属相場は、米追加量的緩和が世界の金属需要を
押し上げるとの観測やドル下落を背景に上昇した。
ロンミン
リソーシズ
欧州株式市場はFTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>がほぼ横ばい。9月の
米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想に反して減少し、景気をめぐる懸念が強まる一方、
同統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)が追加緩和を打ち出すとの観測が強まった。
リオ・ティント
の追加緩和観測が商品相場を押し上げた。
銀行株が軟調となった。バークレイズ
E)アブダビの有力投資家が同行の一部保有株を売却した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.14ポイント(0.01%)高
の1070.67。週間ベースでは1.2%上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は1.45ポイント(0.05%)安の
2785.43。
<ユーロ圏債券> 独連邦債が上昇。米雇用統計が予想以上に悪化したことで、米連邦
準備理事会(FRB)が早ければ11月に追加量的緩和を実施するとの観測が強まった。
ただ、独連邦債は米・英債をアンダーパフォームし、10年物の独連邦債と米債の利回
り格差は7ベーシスポイント(bp)と、10カ月超ぶりの水準に縮小した。
英中銀が国債買い入れを再開するとの観測も手伝い、10年物の独連邦債と英国債の利
回り格差も60bpと、2週間ぶり水準に縮小した。
RIAキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は「F
RBが11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加量的緩和に踏み切るとみられる
一方、欧州中央銀行(ECB)は段階的に出口戦略を実施していくことを明確にしている。
ユーロ圏では追加量的緩和の見込みがないことから、米債が独連邦債をアウトパフォー
ムしている」と述べた。
独連邦債先物
独連邦債10年物
同2年物
[東京 9日 ロイター]