1449GMT 13日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
14日終値 前営業日終値
株 FT100 5891.21(+30.46) 5860.75
クセトラDAX 7027.40(‐ 1.99) 7029.39
金 現物午後値決め 1394.50 1399.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 98.885 (+0.020) 0.404(0.412)
独連邦債2年物 1.088(1.049)
独連邦債10年物(3月限) 124.23 (‐0.34) 3.034(2.967)
独連邦債30年物 3.525(3.435)
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<為替> ユーロが対ドルで3週間ぶり高値をつけた後、上げ幅を縮小している。米債
利回りが小幅上昇しているほか、今年最後となる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結
果を控え、ポジションを巻き戻す動きが出ていることが背景。
<株式> ロンドン株式市場はエネルギー関連株に買いが入り続伸、主要株価指数は
2008年6月以来の高値で引けた。
ETXキャピタルの電子取引部門責任者、ミック・ミルズ氏は「薄商いが続いているも
のの、エネルギー関連株への買いが追い風となりFT指数は上昇した。ただ、さらなる上
昇モメンタムなくして、同指数が5900台に乗せられるかはわからない」と述べた。
BP
るとのうわさから買われた。ロイヤル・ダッチ・シェルは1.4%高。両社はコメントを
控えている。
一方で鉱山関連株は下落。ロンミン
欧州株式市場は年末に向けて商いが細るなか7営業日続伸。底堅い米小売売上高を好感
した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.13ポイント(0.28%)高
の1132.46。指数の7日続伸は今年6月以降で最長。年初来の値上がり率は8%強。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は6.30ポイント(0.22%)高の
2861.67。
11月の米小売売上高は前月比0.8%増と5カ月連続で増加、市場予想の0.6%増
を上回った。ホリデーシーズンが始まるなか衣料品などが好調だったほか、ガソリンスタ
ンドの売り上げが増加した。
シティ・インデックスの市場ストラテジスト、ジョシュア・レイモンド氏は「小売売上
高が2カ月連続で予想を上回ったことで、市場心理は短期的に改善している」と述べた。
石油株も好調。ロイヤル・ダッチ・シェル
ているとのうわさなどで、BPが3.2%高。ロイヤル・ダッチ・シェルは1.1%高。
トタル
ポルトガル電力公社(EDP)
出資分の一部売却方針を再表明したことが嫌気された。
<ユーロ圏債券> 独連邦債利回りが上昇。堅調な米指標を受け安全資産としての債券
への需要が後退するなか、30年債利回りは7カ月ぶり高水準となった。
米指標では、11月の小売売上高が5カ月連続で増加したほか、同月卸売物価指数も予
想を上回る伸びとなった。
この日は、今年最後となる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えている。
オバマ米政権が合意した富裕層を含めた「ブッシュ減税」の延長によって、景気が一段の
支援を受ける可能性があるものの、この日のFOMCでは6000億ドルの国債買い入れ
方針に変更はないと予想されている。
景気回復が進行しているにもかかわらず、FRBが金融緩和スタンスを維持することは
インフレ高進を招くとの懸念から、期間が長めの債券がアンダーパフォームした。独連邦
債10・30年物利回り格差は約51ベーシスポイント(bp)と、約1週間ぶりの高水
準となった。
独連邦債30年物
以来の高水準。
同10年物
独連邦債先物3月限
スペイン国債利回りは上昇。スペインはこの日、12カ月物と18カ月物の短期証券
(Tビル)入札を実施し、25億1000万ユーロを調達。強い需要が見られたものの、
落札利回りはともに前月の入札から100bp以上上昇し、大規模な債務を抱えるユーロ
圏諸国に対する懸念が依然根強いことを示唆した。
ベルギー国債利回りも上昇。スタンダード&プアーズ(S&P)は、ベルギーの格付け
見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ、6カ月以内に格下げする可能性を示
唆した。
[東京 15日 ロイター]