*この記事は25日に配信しました。
1150GMT 23日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
24日終値 前営業日終値
株 FT100 6008.92(+12.85) 5996.07
クセトラDAX 休場 7057.69
24日午前10時半 23日午後3時
金 現物値決め 1380.50 1373.50
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<為替> ユーロは、対スイスフランで過去最安値、対ドルで3週間ぶり安値から戻し
た後、横ばいで推移。ただ、ユーロ圏の債務問題に対する投資家の警戒感が続き、ユー
ロの上値を抑えている。
クリスマス前日となったこの日は非常な薄商いとなり、主要通貨全般にわたり値動き
は限られた。
ドルは対円で1週間超ぶり安値から反発した後、82.90円付近で横ばいとなった。
<株式> ロンドン株式市場は続伸し、FT100種総合株価指数は2008年6月
以来初めて6000台に乗せて引けた。
取引は非常に薄く、出来高は90日平均の7%にとどまった。
CMCマーケッツの株式部門責任者、ジミー・イェーツ氏は「FT指数は取引終盤にか
けて上昇に転じた。商いが薄かったことが急な上昇につながった」と述べた。
ただアナリストの間からは、近く調整が入るとの予想も出ている。オートチャーティス
トのエニス・メフメット氏は「FT指数は明らかに長期的には上昇トレンドにあるものの、
短期筋は短期的には調整が入りやすいと警戒している」と述べた。
銀行株<.FTNMX8350>は朝方は下げていたものの、その後、前日比横ばいの水準に戻した。
鉱山・エネルギー関連株<.FTNMX0530>は、リスク選好度が堅調に推移していることで上
昇に転じた。ただ、ランドゴールド・リソーシズ
ールの政情不安により第4・四半期の生産が悪影響を受けるとの見方を示したことが嫌気
された。
ディフェンシブ銘柄に買いが入り、英医薬品大手グラクソ・スミスクライン
1.2%高で終了した。
欧州株式市場はクリスマスを控え閑散とした取引のなか、小反発して終了した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は1.00ポイント(0.09%)
高の1147.49。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は2.58ポイント(0.09%)安の
2861.94。
IGインデックスの首席市場ストラテジスト、デビッド・ジョーンズ氏は、このところ
株価は上昇しているため「年内にさらに上げる余地がある」と予想した。
ただ同氏は年明け以降は相場の流れが変わる可能性があるとし「ここ数年、毎年1月の
株式市場は軟調となっている。悪天候により小売業者が影響を受けた恐れがあるとの懸念
が市場にあるため、来年もこれまでの通りになる可能性がある」と述べた。
ドイツ、イタリア、スペイン、スイスなどの株式市場が休場となるなか、この日の商い
は非常に薄かった。
ランドゴールド・リソーシズ
より第4・四半期の生産が悪影響を受けるとの見方を示したことが嫌気された。
<ユーロ圏債券> 休信
[東京 25日 ロイター]