1357GMT 28日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
31日終値 前営業日終値
株 FT100 5862.94(‐18.43) 5881.37
クセトラDAX 7077.48(‐25.32) 7102.80
金 現物午後値決め 1327.00 1319.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 98.810 (‐0.010) 0.654(0.645)
独連邦債2年物 1.388(1.360)
独連邦債10年物(3月限) 123.50 (‐0.23) 3.168(3.152)
独連邦債30年物 3.631(3.603)
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<為替> 1月のユーロ圏の消費者物価指数(CPI)が予想を上回って上昇したこと
を受けユーロが上昇した。
序盤の取引でユーロ/ドル
スイスフラン、対円でも上昇し、それぞれ0.7%高で推移した。
ただ市場の注目はエジプト情勢に集まっている。SEBの外為ストラテジスト、カール・
オルソン氏は「問題が拡大し原油価格がさらに上昇した場合、短期的に資金がドルに流
れる可能性がある」と述べた。
<株式> ロンドン株式市場は続落。エジプト情勢の影響をめぐる懸念が圧迫した。し
かし、原油価格
げ渋った。
エジプトでは、ムバラク大統領の退陣を求めるデモが続いている。
旅行関連株の下げが目立った。トレーダーは、エジプト情勢を受けた混乱や原油価格上
昇に伴う影響への懸念が広がっていると指摘した。
TUIトラベル
ーナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ
エジプトの政情不安が他の中東諸国に飛び火する可能性があるとの見方が強まるなか、
原油価格は90ドルを超えて推移。
これを受け、エネルギー株の買いは優勢となった。BGグループ
ただ、2月1日に第4・四半期決算発表を控えているBP
た。
欧州株式市場はほぼ横ばいで引けた。一時3週間ぶり安値に下落したものの、エネ
ルギー・鉱山株が上昇し値を戻した。企業の利益見通しに対する前向きな見方がエジプト
情勢への懸念を相殺した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.10ポイント(0.01%)安
の1143.53。一時、エジプト情勢の緊迫化を背景に、3週間ぶり安値となる113
1.56をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は0.50ポイント(0.02%)安の
2953.63。
米エクソンモービル
X欧州600石油・ガス指数<.SXEP>は0.8%上昇した。
この日発表された米経済指標が予想以上に強い内容となったことから、堅調な景気回復
ペースへの期待感が強まり、市場の信頼感が改善した。米指標は、1月のシカゴ購買部景
気指数が22年半ぶりの高水準となったほか、12月の米消費支出も6カ月連続で上昇し
た。
米国や中国の健全な需要見通しから銅価格
に買いが入った。 STOXX欧州600資源株指数<.SXPP>は0.5%上昇した。
エジプト情勢が中東に波及する懸念は概ね後退したものの、同国で新内閣が発足するな
か、投資家は依然として動向を注視している。
エジプト情勢による旅行日程の混乱や原油価格の上昇で旅行関連株に売りが出た。トー
マス・クック
<ユーロ圏債券> ギリシャ国債が、他のユーロ圏周辺国債券や独連邦債をアウトパフ
ォーム。ギリシャへの緊急融資の返済期間が延長されるとのうわさが材料視された。
同国向け融資の返済期間を30年に延長するとのうわさが広がるなか、ドイツのショイ
ブレ財務相は30日、テレビのインタビューで、ギリシャの債務再編の可能性を排除しな
い見方を示した。
10年物のギリシャ国債と独連邦債
ーシスポイント(bp)縮小し823bpとなった。
ポルトガル、スペイン、イタリア国債と独連邦債の利回り格差も軒並み縮小した。
1月のユーロ圏のEU基準消費者物価指数(CPI)速報値は、前年比2.4%上昇。
上昇率は前月から加速し、エコノミスト予想の2.3%も上回った。
これを受け、欧州中央銀行(ECB)が予想よりも早い時期に利上げする可能性がある
との見方が強まった。
独連邦債2年物
1.420%に上昇していた。
同10年物
投資家の焦点は2月3日のECB理事会にシフトしている。理事会で一段とタカ派的な
見方が示されるか注目されている。
独連邦債先物3月限
[東京 1日 ロイター]