1326GMT 6日終盤
Euro/dlr
Dlr/yen
Euro/yen
9日終値 前営業日終値
株 FT100 5942.69(‐34.08) 5976.77
クセトラDAX 7410.52(‐81.73) 7492.25
金 現物午後値決め 1502.00 1486.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 98.490 (+0.010) 0.813(0.794)
独連邦債2年物 1.697(1.711)
独連邦債10年物(6月限) 124.25 (+0.81) 3.101(3.141)
独連邦債30年物 3.623(3.659)
------------------------------------------------------------------------------
<為替> 前週対ドルで売られていたユーロが値を戻している。ただ、スタンダード・
アンド・プアーズ(S&P)によるギリシャ格下げを受け、ユーロ圏債務問題をめぐる
懸念が、ユーロの上値を抑えている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によ
るギリシャ格下げを背景とするユーロ圏債務危機をめぐる懸念や、支払保障保険(PPI)
の不適切な販売に関する問題が重しとなり、銀行株が売られた。
英国銀行協会(BBA)は、PPIの不適切な販売に絡み顧客に賠償を命じた判決に関
して、加盟銀行が上訴しない方針だと明らかにした。
バークレイズ
ドル以上に達すると明らかにした。
バークレイズは1.3%安。第1・四半期決算が前年同期比14%の減益となったこと
も圧迫材料となり、HSBCは0.5%安となった。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
ガス電力会社のセントリカ
増税により利益が押し下げられる見通しだとして、投資規模を縮小する方針を明らかにし
たことが嫌気された。
欧州株式市場は下落。ギリシャの格下げを受け、銀行株が値下がりした。ギリシャ
の債務再編をめぐり、一段の可能性が市場で織り込まれるなか、金融株は今後も軟調地合
いが続くと予想されている。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.68ポイント(0.41%)安
の1140.23。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は50.50ポイント(1.71%)安
の2902.40。
ギリシャの債務再編が行われた場合、潜在的に損失を被るとの懸念が広がるなか、銀行
株が下落。STOXX欧州600銀行株指数<.SX7P>は1.3%下落した。
バークレイズ
保険(PPI)を誤って販売した顧客への補償金をカバーするため、総額で20億ドル強
の引当金を計上した。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこの日、ギリシャの債務再編リスクが一
段と高まっているとして、同国の格付けを従来の「BBマイナス」から「B」に2段階引
き下げた。格付けウオッチ・ネガティブを継続するとし、さらなる格下げの可能性を示唆。
ギリシャの債務負担が持続可能な水準に回復するには、元本の50%、もしくはそれ以上
が削減されなければならない可能性があるとの見方を示した。
またムーディーズ・インベスターズ・サービスも、ギリシャの債務再編の可能性をめぐ
る懸念から、同国の信用格付けを複数段階引き下げる可能性があることを明らかにした。
他の周辺国に対する圧力も高まり、スペインIBEX35<.IBEX>は2%安、イタリア
FTSE・MIB<.FTMIB>は1.3%安となった。
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)
ーカー、マン
資比率を29.9%から30%超に引き上げ、決議権が30%を超えたことにより、VW
によるマンの全株取得に向けた提案が必要となった。これにより、すでにVWが経営権を
取得しているスウェーデンのトラックメーカー、スカニア
近付く格好となった。マンは1.5%高。スカニアは3.7%高。VWは2.2%安。
<ユーロ圏債券> ギリシャの債務問題に対する懸念が高まり、同国の国債利回りが
急上昇した。市場では少なくとも来週のユーロ圏財務相会合まで、格付けが低いユーロ圏
各国の国債は圧力にさらされるとの見方が出ている。
格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は同日、ギリシャの債務再編
リスクが一段と高まっているとして、同国の格付けを「BBマイナス」から「B」に2段
階引き下げた。
これを受け、独連邦債価格が3月中旬以来の高値に上昇。一方、ギリシャと同じく債務
問題を抱えるアイルランドとポルトガルの国債利回りは、ギリシャ問題の波及懸念から急
上昇した。
市場関係者は「ギリシャが債務再編に踏み切れば、ユーロ圏の銀行の財務状態に大きな
影響が及ぶとの恐怖感が市場に充満している」としている。
16日に予定されているユーロ圏財務相会合ではギリシャ問題が焦点となる見通しで、
これに先立ち、ギリシャ、ポルトガル、アイルランド各国の国債に対する圧力が高まると
みられている。
ただインベステックの首席エコノミスト、フィリップ・ショー氏は「ギリシャ問題に関
して何らかの確実な結論が出るかは不明だ。このため、先行き不透明感は6月末まで払し
ょくされない恐れもある」と述べた。
ギリシャ2年債
(bp)上昇し、それぞれ26%、21%となった。
ポルトガル2年債
ド
スペイン国債利回りの利回り上昇は小幅にとどまり、イタリア国債利回りは安定的に推
移した。
ギリシャの債務問題に対する懸念が高まるなか安全資産に対する逃避買いが広まり、独
連邦債先物
[東京 10日 ロイター]