*これは21日に配信した記事です。
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 81.71/75
始値 81.65/67
前営業日終値 81.63/68
ユーロ/ドル 終値 1.4152/58
始値 1.4241/45
前営業日終値 1.4307/13
30年債
(2105GMT) 101*08.00( 0*00.00) =4.3004%
前営業日終盤 101*08.00(‐0*02.00) =4.3004%
10年債
(2105GMT) 99*26.00(+0*07.00) =3.1470%
前営業日終盤 99*19.00(+0*03.00) =3.1727%
2年債
(2105GMT) 100*06.75(+0*00.75)=0.5154%
前営業日終盤 100*06.00(+0*02.00)=0.5280%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 12512.04(‐93.28)
前営業日終値 12605.32(+45.14)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2803.32(‐19.99)
前営業日終値 2823.31(+ 8.31)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1333.27(‐10.33)
前営業日終値 1343.60(+ 2.92)
COMEX金(6月限)(ドル/オンス)<2GCM1>
終値 1508.90(+16.50)
前営業日終値 1492.40(‐ 3.40)
原油先物(6月限)(ドル/バレル)<2CLM1>
終値 99.49(+1.05)
前営業日終値 98.44(‐1.66)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 341.56(+2.26)
前営業日終値 339.30(‐4.91)
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<為替> ユーロが下落。フィッチ・レーティングスによるギリシャ格下げに加え、ノ
ルウェーがギリシャに対する4200万ドルの融資を中止したことを明らかにしたことが
重しとなった。
ノルウェーは、ギリシャが欧州経済領域(EEA)協定が定める義務を果たしていない
として、支援規定に違反している可能性があると主張している。
電子取引システムEBSで、ユーロ/ドル
れたが、その後は商品(コモディティ)価格の回復を受けて下げ幅を縮小し、午後終盤の
取引では1%安の1.4171ドルで推移。ただ週間ベースでは0.7%上昇している。
主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数<.DXY>は
0.8%高の75.700。ドルは円
いる。
NY外為市場:[USD/J]
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<債券> 国債価格が上昇。ユーロ圏の債務問題をめぐる懸念から質への逃避買いが膨
らんだ。ただ、来週には総額990億ドルの国債入札を控えていることから、相場上昇は
一服する可能性が高いとみられている。
ギリシャ債務危機対処や22日のスペイン地方選の行方をめぐる懸念が相場の支援材料
となった。
フィッチ・レーティングスはこの日、ギリシャの外貨建ておよび自国通貨建て長期発行
体デフォルト格付け(IDR)を「BBプラス」から「Bプラス」に3段階引き下げた。
ただ、来週24─26日に実施される総額990億ドルの2・5・7年債入札が相場の
圧迫材料となる可能性があるほか、30日のメモリアルデーの祝日を控え、流動性が低下
することも予想されている。
米金融・債券市場:[US/BJ]
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<株式> 反落。ユーロ圏債務をめぐる懸念が相場を圧迫した。衣料小売りギャップ
ギリシャの債務問題などを背景にユーロが対ドル
海外の売上高に大きく依存する傾向がある大型の多国籍企業株が下落。3M
1.2%安となりダウ平均を下押しした。
ギャップ
価格の引き上げ幅を上回る見込みとした上で、通期の利益見通しを引き下げた。
同社株は17.5%急落した。S&P小売株指数<.RLX>は1.4%安。
こうしたなか、書店チェーンのバーンズ・アンド・ノーブル
29.9%高となった。
米国株式市場:[.NJP]
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<金先物> 欧州財政不安が強まる中で「質への逃避」から買われ、中心限月6月物は
6営業日ぶりに1オンス=1500ドルの大台を回復して終了した。同限月の終値は、前
日比16.50ドル高の1508.90ドル。
格付け大手フィッチ・レーティングスは同日、ギリシャの長期信用格付けを「BBプラ
ス」から「Bプラス」に3段階引き下げたと発表。さらにギリシャ支援に参加予定だった
ノルウェーが資金援助を中断したとの報道もあった。これを受けてギリシャの債務問題の
先行きに警戒感が強まったことから、安全資産としての金の魅力が高まり、買い進まれた。
NY貴金属:[GOL/XJ]
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<原油先物> ドル高に押されて売りが先行したものの、週末要因の買い戻しに反発。
同日が最終取引だった米国産標準油種WTIの中心限月6月物は、前日終値比1.05ド
ル高の1バレル=99.49ドルで終了した。7月物は1.17ドル高の100.10ド
ルで引けた。
朝方は、需給関連の新規材料に乏しい中、為替相場や株価動向をにらんで推移。対ユー
ロでドル高が進行したため、ドル建てで取引される原油相場に割高感が生じ売りが膨らん
だ。しかし、売り一巡後は当ぎりの納会に絡んだ買い戻しや週末要因によるショートカバ
ーが殺到。朝方の下げ幅を一掃し、プラス圏に浮上した。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
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[東京 21日 ロイター]