[トロント 5日 ロイター] - トロント国際映画祭が5日開幕し、ロックバンド「ザ・バンド」のドキュメンタリーがオープニングを飾った。映画祭では約10日間にわたり、オスカー有望作品も含めて245本の映画が上映される予定。
ドキュメンタリー「Once Were Brothers: Robbie Robertson and The Band」の上映には、「ザ・バンド」の中心メンバーでカナダ出身のロビー・ロバートソン、メガホンを取ったトロント生まれのダニエル・ロアー監督のほか、プロデューサーを務めたマーティン・スコセッシ、ロン・ハワードらも姿を見せた。
トロント映画祭は、「グリーンブック」「それでも夜は明ける」「スラムドッグ$ミリオネア」を含め、米アカデミー賞など主要賞を受賞した作品が早期の注目を集める映画祭として知られている。
今年は、ニコール・キッドマンが出演する「The Goldfinch(原題)」、女優ジュディ・ガーランドの伝記映画でレニー・ゼルウィガー主演の「Judy」、トム・ハンクスが子ども番組の司会者を演じる伝記映画「A Beautiful Day in the Neighborhood」など、オスカー候補に挙がるとみられる作品が上映され、キッドマン、ゼルウィガー、ハンクス、メリル・ストリープ、ホアキン・フェニックス、ジェニファー・ロペスなどのトップスターが姿を見せる予定。 2019-09-06T042304Z_1_LYNXNPEF850B2_RTROPTP_1_FILMFESTIVAL-TORONTO-ONCEWEREBROTHERS.JPG