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バイデン氏、プーチン氏は「戦争犯罪人」 対ロシア追加制裁へ

発行済 2022-04-05 00:09
更新済 2022-04-05 14:01
© Reuters. バイデン米大統領は4日、ロシアのプーチン大統領を「戦争犯罪者」と呼び、戦犯裁判を求めると言明した。ロシア軍が撤退したウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊のブチャで民間人とみ

[ワシントン 4日 ロイター] - バイデン米大統領は4日、ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ近郊で民間人とみられる多数の遺体が見つかったのを受け、プーチン大統領を「戦争犯罪人だ」と非難した。

バイデン氏はまた、ロシアにさらなる制裁を科す方針も示した。

ホワイトハウスで記者団に対し「ブチャで何が行われたか、誰もが知るところとなった。(プーチン大統領が)戦犯に当たることを示している」と指摘。「情報を収集する必要がある。ウクライナが戦い続けられるよう必要な武器を提供し続けると同時に、戦犯裁判を起こすために全ての詳細を把握する必要がある」と述べた。

サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は4日の記者会見で、戦争犯罪の立件に向けて、米国内や同盟国、ウクライナの現地、国際機関、各国の独立系メディアといった4つの情報源から証拠を集めると説明した。

ゼレンスキー大統領は4日、護衛官とともにブチャを訪れ、国営テレビに対し「これは戦争犯罪であり、世界でジェノサイド(民族大量虐殺)として認識されるだろう」と述べた。

一方、サリバン氏は、米国がジェノサイドと断定できるほどの証拠をまだ確認していないと述べた。

サリバン氏はまた、今週中にロシアへの追加制裁を発表する予定だと明らかにした。

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