[17日 ロイター] - 中国外務省は17日、英ロンドンで19日に行われるエリザベス女王の国葬に王岐山国家副主席が出席すると発表した。
英BBC放送は16日、中国政府の代表団が女王のひつぎが安置されている議会議事堂のホールに追悼に訪れるのを拒否されたと報じた。
新疆ウイグル自治区での中国当局の人権侵害関与を批判したとして一部の英議員は制裁対象となっており、英議会では中国から代表団を招待することへの懸念がある。
中国外務省の報道官は16日、BBCの報道を確認していないが「エリザベス女王の国葬は英国にとって重要な行事である」とし、「英国の招待を受けて外国代表団がこのイベントに参加することは、女王への敬意と英国との関係の重要性を示している」とコメントした。