[ペリー(米アイオワ州) 4日 ロイター] - 米中西部アイオワ州の高校で、冬休み明け授業初日となる4日朝、銃乱射事件が発生し、当局者によると、複数の負傷者が出ている。複数メディアは容疑者が死亡したと報じた。
事件は現地時間午前7時半過ぎ、州都デモインから北西約64キロにあるペリー高校で発生した。
現地の保安官は、正確な負傷者数やけがの程度は現時点で不明としつつも、事件が発生したのが授業開始前で、建物内に多くの生徒や教職員がいなかったため、被害が抑えられた可能性があると述べた。容疑者の身元については特定されたとしつつも、詳細には踏み込まなかった。
CNNとNBCニュースは当局筋の情報として、容疑者が死亡したと報道。NBCによると、自ら負った銃創によって死亡したと報じた。
ペリーでは、11月の米大統領選で共和党の候補指名を目指す実業家ビベック・ラマスワミ氏が集会を開催する予定だったが、銃撃事件を受け、祈りの会に変更した。ラマスワミ氏の陣営の広報が明らかにした。