Guy Faulconbridge
[モスクワ 4日 ロイター] - ロシアは4日、ウクライナ東部のロシア支配地域で3日、パン屋がウクライナ軍の攻撃を受け、女性9人と子ども1人を含む少なくとも28人が死亡したと明らかにした。
親ロシア派当局者によると、ウクライナが米国から供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使ってルガンスク州リシチャンスクのパン屋を攻撃した。攻撃時、店には民間人が多数いたという。
ウクライナは攻撃についてコメントしていない。
ロシア外務省のザハロワ報道官は攻撃を非難した上で「初期データによると、攻撃は西側の武器を使って行われた」と指摘。「欧州連合(EU)市民は税金が殺傷能力のある武器購入に使われ、ウクライナ政府がそれを使って民間人を殺害していると知るべきだ」と述べた。