Steve Gorman
[ロサンゼルス 8日 ロイター] - 米連邦検察当局は8日、大リーグ(MLB)ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平容疑者(39)が大谷選手の銀行口座から約1700万ドル(約26億4000万円)を不正送金した銀行詐欺罪などについて、司法取引に応じて罪を認めることで合意したと発表した。
水原容疑者は違法なスポーツ賭博で負った借金を返済するため、自身が開設を手伝った大谷選手の口座から無断でブックメーカーに送金したとされる。
水原容疑者は銀行詐欺1件、虚偽の納税申告書提出1件で有罪を認めることに合意。8日に33ページにわたる書類がロサンゼルスの連邦地裁に提出された。罪状認否は14日に予定されている。
銀行詐欺で有罪判決を受けた場合、最長で禁錮30年、虚偽納税申告は最長で禁錮3年が科される。