[マドリード 8日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は8日、準決勝第2戦の1試合を行い、レアル・マドリード(スペイン)がバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を2─1で下し、2戦合計4─3で決勝に進んだ。
レアルは後半23分にカウンターからアルフォンソ・デービスに先制点を決められて敗退の危機に直面したが、同43分に相手GKマヌエル・ノイアーがビニシウス・ジュニオールのシュートをファンブルしたこぼれ球をホセルが押し込み、同点に追いついた。
さらにアディショナルタイムに、アントニオ・リュディガーのクロスからホセルが決勝点を挙げ、劇的な逆転で白星をつかんだ。レアルは直近10年で6回目の決勝進出となり、最多15回目の優勝を狙い、6月1日にウェンブリー競技場でドルトムント(ドイツ)と対戦する。
決勝で古巣と顔を合わせるレアルのジュード・ベリンガムはTNTスポーツに「今シーズン、われわれは何度も完全に終わったような姿を見せてきた。誰がゴールを決めるかは問題ではなく、常に誰かがそうしてきた。不屈のメンタリティーだ」と語り、逆境での強さに胸を張った。