[アムステルダム 14日 ロイター] - オランダのルッテ首相は14日、新型コロナウイルス制限措置をクリスマスの休暇期間を通じ継続すると発表した。急速なペースで感染が拡大しているオミクロン変異株が「懸念と警戒の理由」と説明した。
現在、オミクロン株はオランダ国内の新規感染の約1%を占める。
子どもから家族への感染を防ぐため、小学校は1週間前倒しでクリスマス休暇の閉校となる。
また、デヨング保険相は、来年1月末までに全ての成人に対し、追加接種(ブースター接種)を提供する計画と表明した。
オランダでは11月28日以降、レストランやバー、必須でない店舗などの営業が午後5時までに制限されているほか、スポーツイベントは無観客での開催となっている。