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豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行のハト派的声明が豪ドルを圧迫か

発行済 2016-04-02 15:24
更新済 2016-04-02 15:33
豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行のハト派的声明が豪ドルを圧迫か
■強含み、米利上げ観測後退で買い戻し 先週の豪ドル・円は強含み。
イエレン米FRB議長の利上げ慎重発言を受けた米ドル売りに、豪ドルの買い戻しが強まり、豪ドルは対円でも強い動きを見せた。
ただ、米ドル・円相場が週末前に円高方向に振れたことで対円レートの上げ幅はやや縮小した。
取引レンジ:84円88銭-86円71銭。
■弱含みか、豪準備銀行のハト派的声明が豪ドルを圧迫か 今週の豪ドル・円は弱含みか。
豪準備銀行の理事会が5日に予定され、政策金利は2.00%に据え置き予想。
しかし、中国経済の減速や資源価格安などで、景気の先行き不安が根強いことから、ハト派的な声明が豪ドルを圧迫する可能性がある。
6日発表予定の中国の3月財新サービス業PMI、財新総合PMIも下振れリスクに警戒か。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント ・4日:2月小売売上高(前月比予想:+0.4%、2月:+0.3%) ・5日:2月貿易収支(予想:-25億豪ドル、1月:-29.37億豪ドル) ・5日:豪準備銀行が政策金利発表(2.00%に据え置き予想) 予想レンジ:84円00銭-87円00銭

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