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インド、中国による地名変更を非難 北東部の係争地域

発行済 2024-04-03 17:16
更新済 2024-04-03 17:18

[ニューデリー 2日 ロイター] - インドは2日、北東部アルナチャルプラデシュ州の約30の地名を中国が変更したことを非難し、同州はインドの「不可欠な」一部だと改めて主張した。

アルナチャルプラデシュ州は両国が領有権で対立する地域の一つで、中国はこの地域を「蔵南(南チベット)」と呼んでいる。1年前にも中国が11カ所に独自に名称を付け、両国間の緊張が高まっていた。

中国は3月30日に発表した声明で、「国務院(内閣)の地名管理に関する関連規則に従い」、蔵南の約30の地名を標準化したと表明した。

インドのジャイシャンカル外相は1日、記者団に「名前を変えても意味はない。あなたの家の名前を変えたら、私の家になるのか」と述べた。

インド外務省の報道官は2日、「地名を創って割り当てても、アルナチャルプラデシュ州がインドの不可分の不可分の一部であるという現実は変わらない」と述べた。

先月、同州でのインフラ事業の式典にモディ首相が出席し、中国が反発していた。

米国は、同州をインド領と認め、軍または民間レベルの「侵入・侵犯」によって一方的に領有権を主張するいかなる試みにも「強く反対する」との立場を示している。

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