[20日 ロイター] - 豪資源会社フォーテスキュー・メタルズ・グループは、三菱商事およびオーストリア拠点の製鉄会社フェーストアルピネとオーストリアのリンツにネットゼロ(二酸化炭素の排出が実質ゼロ)の製鉄工場プロトタイプを開発する契約を結んだと明らかにした。
フェーストアルピネの製鉄工場で温暖化ガスの排出量を減らすため電炉を導入する。
フォーテスキューは19日、鉄鉱石の品質などに関する知識を提供するだけでなく、新工場にあらゆる等級の鉄鉱石を供給すると明らかにした。
世界第4位の鉄鉱石生産業者である同社は、脱炭素の動きを加速させており、昨年から複数の契約を締結している。