[27日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、屋外の暗闇の中、ドローンの残骸の脇でビデオ演説し、ロシアによる発電所の攻撃が相次いでいるが、ウクライナが抵抗の意思を失うことはないと訴えた。
大統領は過去2日間で23機のドローンを撃ち落としたと発言。「爆撃でわれわれを打ち壊すことはできない。祖国で敵の賛歌を聞くことは、領空の敵のロケットよりも恐ろしい。われわれは暗闇を恐れない」と述べた。
大統領によると、ロシアはこれまでに8000回以上の空爆を実施。4500発のミサイルを発射した。
ウクライナの送電会社ウクレネルゴは27日、ロシア軍がウクライナ中部地域の送電網を夜間に攻撃したため、さらなる電力供給制限の可能性があると発表した。
ロシアはここ数週間、送電網を含むウクライナの重要インフラへの攻撃を強化。冬が近づく中、何百万人もの人々が電気・暖房なしの生活を余儀なくされている。
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