12日午前の東京外為市場ではドル・円は102円56銭付近。
日経平均株価の大幅安や北朝鮮による新たな核実験に警戒感が広がったものの、ドルは小幅に値を戻した。
週明け東京市場のドル・円は102円半ばで寄り付いた後、国内勢の売りで102円31銭まで値を下げた。
また、日経平均株価が前週末比300
円程度下落。
ただ、個人による押し目買いが観測されドルは102円前半から半ばで推移した。
その後、日経平均の下げ幅縮小でドルは小幅に戻したが、北朝鮮による新たな核実験の可能性が報道され、警戒感からドル買いは手控えられた。
ただ、ランチタイムの日経平均先物は引き続き軟調のため、ドルは午後の取引でも102円半ば付近での推移が続きそうだ。
一方で、日経平均が一段安とならなければ、東京市場で102円を大きく割り込む展開は想定しにくい。
ここまでドル・円は102円31銭から102円63銭、ユーロ・円は114円99銭から115円31銭、ユーロ・ドルは1.1230ドルから1.1241ドルで推移した。
【要人発言】
・安倍首相
「9カ月で2度にわたる北朝鮮の核実験は断じて容認できない」