■業績動向
(2) 2017 年6月期通期の業績予想
デュアルタップ (T:3469)の2017年6月期予想は、売上高9,468百万円(前期比35.3%増)、営業利益440百万円(同7.1%増)、経常利益333百万円(同1.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益213百万円(同1.1%増)の見込みである。
不動産販売事業において、東京都心部及びその周辺部で10棟、販売戸数296戸(前期比67戸増)を計画しており、大幅な増収に貢献する。
そのうち56戸はファミリー型マンション(専有面積40平方メートル以上)を予定しており、都内におけるレジデンス不足に対応した。
これらのファミリー型マンションの販売は他社チャネルを活用する前提で計画されているが、直販で売り切れる可能性もあり、この場合収益性はさらに高まるだろう。
主な販売予定物件は、荒川区や墨田区の物件が多く、23区の中でも投資用としての利回りが比較的確保しやすいエリアとなっている。
また、土地を取得してから開発する自社開発物件だけではなく、完成マンションを一棟仕入れする専有売買物件も加えることで、財務負担を減らす。
販売中心価格帯はワンルームタイプが2,700万円、ファミリータイプが4,000万円を想定する。
今年7月の株式上場は営業面でプラスになると思われる。
取引上の安心感が増したことで、個人投資家への営業がしやすくなり、ファンドとの取引や大規模案件の取引も増えることが予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
(2) 2017 年6月期通期の業績予想
デュアルタップ (T:3469)の2017年6月期予想は、売上高9,468百万円(前期比35.3%増)、営業利益440百万円(同7.1%増)、経常利益333百万円(同1.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益213百万円(同1.1%増)の見込みである。
不動産販売事業において、東京都心部及びその周辺部で10棟、販売戸数296戸(前期比67戸増)を計画しており、大幅な増収に貢献する。
そのうち56戸はファミリー型マンション(専有面積40平方メートル以上)を予定しており、都内におけるレジデンス不足に対応した。
これらのファミリー型マンションの販売は他社チャネルを活用する前提で計画されているが、直販で売り切れる可能性もあり、この場合収益性はさらに高まるだろう。
主な販売予定物件は、荒川区や墨田区の物件が多く、23区の中でも投資用としての利回りが比較的確保しやすいエリアとなっている。
また、土地を取得してから開発する自社開発物件だけではなく、完成マンションを一棟仕入れする専有売買物件も加えることで、財務負担を減らす。
販売中心価格帯はワンルームタイプが2,700万円、ファミリータイプが4,000万円を想定する。
今年7月の株式上場は営業面でプラスになると思われる。
取引上の安心感が増したことで、個人投資家への営業がしやすくなり、ファンドとの取引や大規模案件の取引も増えることが予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)