日本オラクル (T:4716):5680円(前日比-250円)
大幅続落。
一昨日に第1四半期の決算を発表している。
営業利益は113億円で前年同期比1%増益、コンセンサスは5億円程度下回ったものとみられる。
インパクトは限定的ながらも市場予想を下振れたこと、既存事業の先行指標となる新規ライセンスの売上高が2四半期連続で前年比マイナスとなったことなどが弱材料視されているもよう。
メガチップス (T:6875):2057円(前日比+149円)
大幅続伸で高値更新。
マッコーリー証券が投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2475円としている。
任天堂ビジネスの増大がけん引役となって、営業利益は17.3期の15億円から20.3期には88億円まで拡大と予想のようだ。
なお、18.3期営業利益は市場コンセンサスの25億円に対して、マッコーリー証券では33億円を想定している。
グリー (T:3632):576円(前日比-12円)
伸び悩み続落。
先週末に第1四半期業績の上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の10億円から24億円に増額、新規タイトル「ソードアート・オンラインメモリー・デフラグ」などゲーム事業の好調推移、費用削減の進行が背景となっている。
変化率は大きいものの、足元の業績上振れは想定線であり、前年同期比では減益でもあるため、短期的な出尽し感とも捉えられる形に。
ライオン (T:4912):1558円(前日比+76円)
大幅続伸。
クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は1770円としている。
第2四半期決算後の株価調整は十分進んだと判断、再度買いの好機と考えているもよう。
「眠れる獅子」から「百獣の王」への進化はいまだ道半ばであり、同社の潜在能力を考えれば、少なくとも営業利益率10%は可能と指摘している。
メガバンク
揃って売り先行。
一昨日は日銀金融政策決定会合の結果発表を受けて株価が急伸、マイナス金利の深掘り見送り、ETFの買い入れ対象のウェイト変更などが好感される格好に。
ただ、株価の急伸で銀行株へのプラス効果は織り込んだとの見方から、本日は戻り売りが先行する形にも。
SMBC日興証券では、一昨日の株価上昇でマイナス金利深掘り実質凍結に近い水準を織り込んだと指摘。
サンバイオ {{|0:}}:1480円(前日比+113円)
大幅続伸。
神経系疾患を対象に日米で開発を進めている再生細胞薬「SB623」の外傷性脳損傷を対象としたフェーズ2臨床試験を国内で開始したと発表している。
既に米国において他家由来の再生細胞薬としては世界初となる外傷性脳損傷を対象としたフェーズ2臨床試験をグローバル治験(被験者数52人)「本試験」として開始しているが、今回、日本においても治験を開始し、本試験に日本からの被験者を組み入れる。
モバファク {{|0:}}:7020円(前日比+600円)
大幅に4日続伸。
東証が本日売買分から信用取引に関する臨時措置を解除している。
また、日証金も同日から増担保金徴収措置を解除した。
スマートフォンゲーム「Pokemon GO」のヒットを受けて、同社も位置情報ゲームを手掛けることから注目された。
一部では大型IP(知的財産)との連携への期待も根強いようだ。
9月6日には一時8110円まで上昇する場面があった。