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新興市場見通し:指数の方向感は乏しい展開を想定、VR関連などテーマ銘柄を個別物色へ

発行済 2016-10-08 14:50
更新済 2016-10-08 15:00
新興市場見通し:指数の方向感は乏しい展開を想定、VR関連などテーマ銘柄を個別物色へ
先週の新興市場では、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに堅調な推移となったドイツ銀行に対する過度な警戒感の後退、堅調な米経済指標を映した為替の円安進行など、外部環境の改善を受けて日経平均が上昇し、中小型株にも買い安心感が強まったただ、輸出関連や金融株などの大型株に注目が向かったため、新興市場の上昇率は相対的に低くとどまったなお、週間の騰落率は、日経平均が+2.5%であったのに対して、マザーズ指数は+0.3%、日経ジャスダック平均は+1.0%だった

個別では、マザーズ時価総額上位のそーせいグループ {{|0:}}が週間で1.8%安、ミクシィ {{|0:}}が同0.1%高、サイバーダイン {{|0:}}が同1.2%高と小動きで、指数の伸び悩みにつながった売買代金上位では、ブランジスタ {{|0:}}やチェンジ {{|0:}}の活況が目立ったとりわけ、チェンジの連日の急騰は、直近IPO銘柄の刺激材料となり、シンクロ・フード {{|0:}}、リファインバース {{|0:}}、串カツ田中、DigitalI
、Vデザイン、農業総合研究所などの株価上昇へとつながったほか、マザーズ市場では、がん個別化医療AIシステムの開発を開始すると発表したFRONTEOが大幅高、三菱東京UFJ銀行子会社とクラウド経費清算サービスでの業務提携を発表したラクスも買い優勢JASDAQ市場では、ベクターが連日の急伸で、先週の新興市場上昇率ランキングでトップになる放電精密は業績上方修正が好感され、ガーラはスマホゲームアプリ「アーケイン」英語版の配信開始が材料視される一方、レイは業績下方修正が嫌気され、マクドナルドも既存店増収率の鈍化を受けて伸び悩むコスモ・バイオ、医学生物はノーベル賞の日本人受賞を手掛かりに一時ストップ高も、その後は買いが続かずに失速

今週の新興市場はもみ合いの展開が予想されるマザーズ指数は8月以降のレンジ上限水準を突破できるほどの勢いには欠け、JASDAQ平均も6月急落前の水準に接近でリバウンド一巡感も意識される先週と同様に、日経平均の動向に指数の方向性は左右され、値動きの軽い銘柄の一角に短期資金が集中する展開になっていくとみられる

10月13日にはソニーが「PlayStation VR」を発売、VR関連やゲーム関連の刺激材料につながるか注目されるまた、日本人の受賞期待が高いノーベル文学賞の発表も13日に予定されているほか、学会シーズンにあることから、バイオ関連には思惑が高まりやすくなる可能性もなお、今週は11日にドーン、プロパスト、12日に農業総合研究所、USEN、SHIFT、13日にファンドクリG、ロゼッタ、14日にウエストHD、Gunosyなどが決算発表を予定

IPO関連では、10月12日にKHネオケムが東証1部に新規上場する公開価格が仮条件下限近辺で決定など、需給不安を警戒して公開価格を意識したスタートが予想されているまた、先週末に初値がつかなかったキャピタル・アセット・プランニングの初値示現後の動向には関心が高まりそうだまた、アイモバイルは11日よりブックビルディング(BB)期間となるなお、JR九州の仮条件は2400-2600円で決定している


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