■NY株式:ダウは85ドル安、原油高を好感
NYダウ ナスダック
終値:20981.94 終値:6149.67
前日比:+85.33 前日比:+28.44
始値:20923.63 始値:6128.11
高値:21000.83 高値:6153.04
安値:20923.63 安値:6124.79
15日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は85.33ドル高の20981.94、ナスダックは28.44ポイント高の6149.67で取引を終了した。
サウジアラビアとロシアが9か月間の原油減産延長に合意し、原油相場の上昇で買いが先行。
北朝鮮が新たなミサイル発射実験を行うなど、地政学リスクへの警戒感が強まる中、世界的に発生したサイバーテロ攻撃を受けて、情報セキュリティー株に買いが広がり、終日堅調推移となった。
S&P500指数及びナスダック総合指数は過去最高値を更新した。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や各種金融が上昇する一方でメディアや電気通信サービスが下落した。
原油相場の上昇でマラソン・ペトロリアム(MPC)やや深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が堅調推移。
サイバー攻撃を受けてセキュリティーソフトの需要拡大を予想する見方から、シマンテック(SYMC)やパロアルトネットワークス(PANW)、ファイア・アイ(FEYE)など情報セキュリティー株が軒並み上昇。
格付会社のムーディーズ(MCO)は、欧州の同業ビューロー・ヴァン・ダイクと約3.27億ドルで買収合意し買われた。
一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)はモルガン・スタンレーによる投資判断引き下げを受け下落した。
百貨店大手の決算が軒並み軟調となり、同市場の構造的な衰退期にあるとの見方が強まっている。
不採算店舗の閉鎖も収益改善の効果が見られず、引き続き業績悪化の恐れがある。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ユーロは一時1.0990ドルまで上昇、欧州政治不安和らぐ
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円26銭まで下落後、113円85銭まで反発し、113円78銭で引けた。
5月NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスとなったことから、ドル売り・円買いが先行したが、原油先物の大幅上昇や予想を上回った住宅関連指標が好感され、ドル買い・円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0990ドルまで上昇後、1.0966ドルまで反落し、1.0975ドルで引けた。
ドイツ州議会選での与党勝利を受けて、欧州の政治不安は和らぎ、ユーロの買戻しが継続した。
ユーロ・円は、124円34銭から124円91銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2925ドルから1.2882ドルへ下落した。
ドル・スイスは、0.9983フランから0.9958フランへ下落した。
ユーロ高・米ドル安の相場展開を意識したスイスフラン買いが観測された。
■NY原油:大幅上昇で48.85ドル、サウジ、ロシアが減産合意の延長を支持
NY原油先物6月限は大幅上昇(NYMEX原油6月限終値:48.85 ↑1.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比+1.01ドルの48.85ドルで取引を終えた。
報道によると、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相とノバク露エネルギー相は、2018年1-3月末まで合意された減産水準を維持する必要があるとの見方を示したことが要因。
石油価格の動向に大きな影響を及ぼす主要産油国が減産継続を支持したことから、供給超過に対する懸念は後退し、原油先物を買い戻す動きがみられた。
市場関係者の間では16日の取引で200日移動平均(49.14ドル近辺)を回復する可能性は高いとの見方が広がっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 24.06ドル +0.06ドル(+0.25%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.43ドル +0.7ドル(+1.64%)
ゴールドマン・サックス(GS)225.12ドル +2.3ドル(+1.03%)
インテル(INTC) 35.63ドル +0.10ドル(+0.28%)
アップル(AAPL) 155.70ドル -0.40ドル(-0.26%)
アルファベット(GOOG) 937.08ドル +4.86ドル(+0.52%)
フェイスブック(FB) 150.19ドル -0.14ドル(-0.09%)
キャタピラー(CAT) 102.42ドル +1.71ドル(+1.70%)
アルコア(AA) 32.03ドル +0.24ドル(+0.75%)
ウォルマート(WMT) 76.29ドル +0.58ドル(+0.77%)
スプリント(S) 7.88ドル -0.07ドル(-0.88%)
NYダウ ナスダック
終値:20981.94 終値:6149.67
前日比:+85.33 前日比:+28.44
始値:20923.63 始値:6128.11
高値:21000.83 高値:6153.04
安値:20923.63 安値:6124.79
15日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は85.33ドル高の20981.94、ナスダックは28.44ポイント高の6149.67で取引を終了した。
サウジアラビアとロシアが9か月間の原油減産延長に合意し、原油相場の上昇で買いが先行。
北朝鮮が新たなミサイル発射実験を行うなど、地政学リスクへの警戒感が強まる中、世界的に発生したサイバーテロ攻撃を受けて、情報セキュリティー株に買いが広がり、終日堅調推移となった。
S&P500指数及びナスダック総合指数は過去最高値を更新した。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や各種金融が上昇する一方でメディアや電気通信サービスが下落した。
原油相場の上昇でマラソン・ペトロリアム(MPC)やや深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が堅調推移。
サイバー攻撃を受けてセキュリティーソフトの需要拡大を予想する見方から、シマンテック(SYMC)やパロアルトネットワークス(PANW)、ファイア・アイ(FEYE)など情報セキュリティー株が軒並み上昇。
格付会社のムーディーズ(MCO)は、欧州の同業ビューロー・ヴァン・ダイクと約3.27億ドルで買収合意し買われた。
一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)はモルガン・スタンレーによる投資判断引き下げを受け下落した。
百貨店大手の決算が軒並み軟調となり、同市場の構造的な衰退期にあるとの見方が強まっている。
不採算店舗の閉鎖も収益改善の効果が見られず、引き続き業績悪化の恐れがある。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ユーロは一時1.0990ドルまで上昇、欧州政治不安和らぐ
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円26銭まで下落後、113円85銭まで反発し、113円78銭で引けた。
5月NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスとなったことから、ドル売り・円買いが先行したが、原油先物の大幅上昇や予想を上回った住宅関連指標が好感され、ドル買い・円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0990ドルまで上昇後、1.0966ドルまで反落し、1.0975ドルで引けた。
ドイツ州議会選での与党勝利を受けて、欧州の政治不安は和らぎ、ユーロの買戻しが継続した。
ユーロ・円は、124円34銭から124円91銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2925ドルから1.2882ドルへ下落した。
ドル・スイスは、0.9983フランから0.9958フランへ下落した。
ユーロ高・米ドル安の相場展開を意識したスイスフラン買いが観測された。
■NY原油:大幅上昇で48.85ドル、サウジ、ロシアが減産合意の延長を支持
NY原油先物6月限は大幅上昇(NYMEX原油6月限終値:48.85 ↑1.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比+1.01ドルの48.85ドルで取引を終えた。
報道によると、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相とノバク露エネルギー相は、2018年1-3月末まで合意された減産水準を維持する必要があるとの見方を示したことが要因。
石油価格の動向に大きな影響を及ぼす主要産油国が減産継続を支持したことから、供給超過に対する懸念は後退し、原油先物を買い戻す動きがみられた。
市場関係者の間では16日の取引で200日移動平均(49.14ドル近辺)を回復する可能性は高いとの見方が広がっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 24.06ドル +0.06ドル(+0.25%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.43ドル +0.7ドル(+1.64%)
ゴールドマン・サックス(GS)225.12ドル +2.3ドル(+1.03%)
インテル(INTC) 35.63ドル +0.10ドル(+0.28%)
アップル(AAPL) 155.70ドル -0.40ドル(-0.26%)
アルファベット(GOOG) 937.08ドル +4.86ドル(+0.52%)
フェイスブック(FB) 150.19ドル -0.14ドル(-0.09%)
キャタピラー(CAT) 102.42ドル +1.71ドル(+1.70%)
アルコア(AA) 32.03ドル +0.24ドル(+0.75%)
ウォルマート(WMT) 76.29ドル +0.58ドル(+0.77%)
スプリント(S) 7.88ドル -0.07ドル(-0.88%)