■成長戦略
3. 成長戦略の具体策1:収益力の強化
収益力の強化には2017年3月期に進めたコスト構造改革の継続実施と、成長分野への投資拡大が掲げられている。
コスト構造改革の継続・徹底は、マルコ (T:9980)が目指す10%の営業利益率達成の基盤となる重要な部分になると弊社では考えている。
2017年3月期は黒字にするためにただコストを削減すればよかったが、2018年3月期からはトップライングロースのための投資(すなわち、費用の増加)とのバランス取りが必要となってくる。
2018年3月期については、売上原価率と売上高販管費率をそれぞれ46.7%(7,000百万円)、45.3%(6,800百万円)に引き下げる計画だ。
対売上高比率は売上高の変動によって変わってくるため、弊社では、販管費を6,800百万円に抑え込むことができるか、その中で広告宣伝費をどの程度支出できるか、その結果として売上高目標をどこまで達成できるか、に特に注目して行きたいと考えている。
2018年3月期においてこの点で一定の成果を示すことができれば、それ以降の中期目標、長期目標の達成に向けて確信度が高まってくるだろう。
成長分野への投資については、健康食品や化粧品のアイテム増加や、将来的には新規事業の展開などを視野に入れているもようだ。
弊社では、化粧品や健康食品については大いに可能性がある領域だと考えている。
体型補整下着でボディメイクを実現すれば、次は肌の手入れや顔メイクへと関心が向くのは自然の成り行きであり、ワンストップでそうした商品をラインアップすることで同社の商機も拡大すると期待されるためだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
3. 成長戦略の具体策1:収益力の強化
収益力の強化には2017年3月期に進めたコスト構造改革の継続実施と、成長分野への投資拡大が掲げられている。
コスト構造改革の継続・徹底は、マルコ (T:9980)が目指す10%の営業利益率達成の基盤となる重要な部分になると弊社では考えている。
2017年3月期は黒字にするためにただコストを削減すればよかったが、2018年3月期からはトップライングロースのための投資(すなわち、費用の増加)とのバランス取りが必要となってくる。
2018年3月期については、売上原価率と売上高販管費率をそれぞれ46.7%(7,000百万円)、45.3%(6,800百万円)に引き下げる計画だ。
対売上高比率は売上高の変動によって変わってくるため、弊社では、販管費を6,800百万円に抑え込むことができるか、その中で広告宣伝費をどの程度支出できるか、その結果として売上高目標をどこまで達成できるか、に特に注目して行きたいと考えている。
2018年3月期においてこの点で一定の成果を示すことができれば、それ以降の中期目標、長期目標の達成に向けて確信度が高まってくるだろう。
成長分野への投資については、健康食品や化粧品のアイテム増加や、将来的には新規事業の展開などを視野に入れているもようだ。
弊社では、化粧品や健康食品については大いに可能性がある領域だと考えている。
体型補整下着でボディメイクを実現すれば、次は肌の手入れや顔メイクへと関心が向くのは自然の成り行きであり、ワンストップでそうした商品をラインアップすることで同社の商機も拡大すると期待されるためだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)