■NY株式:ダウ25ドル高、連銀総裁の発言を好感
7日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は25.61ドル高の22118.42、ナスダックは32.21ポイント高の6383.77で取引を終了した。
先週の良好な企業決算や雇用統計を好感して買いが先行したものの、ダウが連日最高値を更新する中で朝方は利益確定の動きが広がったほか、主要経済指標の発表に乏しく上値の重い展開となった。
しかし、セントルイス連銀総裁が政策金利の現行維持を支持したほか、ミネアポリス連銀総裁がバランスシート縮小は金融市場の混乱なく完了するとの見通しを示したことが好感され、ハイテク株を中心に緩やかに上昇した。
S&P500指数とダウは最高値を更新した。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方でエネルギーやメディアが下落した。
航空機器のロックウェル・コリンズ(COL)は複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)による買収打診が報じられ、上昇。
食肉メーカーのタイソンフーズ(TSN)は決算内容が好感され、堅調推移。
高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)と中国電子商取引のアリババ(BABA)は旅行サービス事業での提携を発表し、ともに買われた。
一方で、原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移となった。
マリオット・インターナショナルはマーケット終了後に4-6月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米7月雇用統計のポジティブサプライズでドル上昇
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円92銭へ上昇後、110円70銭まで下落し110円74銭で引けた。
先週末に発表された良好な米雇用統計を受けた年内追加利上げ観測に伴うドル買いが続いた。
その後、ブラード・セントルイス連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示し米債利回りが低下に転じると、ドル買いも後退した。
ユーロ・ドルは、1.1805ドルから1.1781ドルまで下落し1.1795ドルで引けた。
6月のドイツ鉱工業生産が年初来で初めてのマイナスに落ち込み、欧州中央銀行(ECB)による早期緩和策縮小観測を受けたユーロ買いは後退。
ユーロ・円は、130円83銭から130円50銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.3053ドルから1.3014ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9718フランから0.9739フランへ上昇した。
■NY原油:弱含みで49.39ドル、主要産油国による減産順守への期待残る
NY原油先物9月限は弱含み(NYMEX原油9月限終値:49.39 ↓0.19)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比-0.19ドルの49.39ドルで取引を終えた。
主要産油国による減産体制が維持されているかどうかを見極める必要があるとの見方が浮上し、この日はポジション調整的な取引が主体となった。
主要産油国がさらなる減産を実施する可能性はあるものの、減産合意が順守されなければ、供給超過の状態が解消される可能性は極めて低いとみられている。
市場関係者の間では、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟の会合で協調減産の順守を促すための取り決めに対する関心が高い。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 24.96ドル -0.01ドル(-0.04%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.31ドル +0.23ドル(+0.48%)
ゴールドマン・サックス(GS)232.92ドル +3.13ドル(+1.36%)
インテル(INTC) 36.43ドル +0.13ドル(+0.36%)
アップル(AAPL) 158.81ドル +2.42ドル(+1.55%)
アルファベット(GOOG) 929.36ドル +1.40ドル(+0.15%)
フェイスブック(FB) 171.98ドル +2.36ドル(+1.39%)
キャタピラー(CAT) 114.71ドル +0.36ドル(+0.31%)
アルコア(AA) 37.99ドル +0.57ドル(+1.52%)
ウォルマート(WMT) 81.28ドル +0.8ドル(+0.99%)
スプリント(S) 8.62ドル -0.08ドル(-0.92%)
7日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は25.61ドル高の22118.42、ナスダックは32.21ポイント高の6383.77で取引を終了した。
先週の良好な企業決算や雇用統計を好感して買いが先行したものの、ダウが連日最高値を更新する中で朝方は利益確定の動きが広がったほか、主要経済指標の発表に乏しく上値の重い展開となった。
しかし、セントルイス連銀総裁が政策金利の現行維持を支持したほか、ミネアポリス連銀総裁がバランスシート縮小は金融市場の混乱なく完了するとの見通しを示したことが好感され、ハイテク株を中心に緩やかに上昇した。
S&P500指数とダウは最高値を更新した。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方でエネルギーやメディアが下落した。
航空機器のロックウェル・コリンズ(COL)は複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)による買収打診が報じられ、上昇。
食肉メーカーのタイソンフーズ(TSN)は決算内容が好感され、堅調推移。
高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)と中国電子商取引のアリババ(BABA)は旅行サービス事業での提携を発表し、ともに買われた。
一方で、原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移となった。
マリオット・インターナショナルはマーケット終了後に4-6月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米7月雇用統計のポジティブサプライズでドル上昇
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円92銭へ上昇後、110円70銭まで下落し110円74銭で引けた。
先週末に発表された良好な米雇用統計を受けた年内追加利上げ観測に伴うドル買いが続いた。
その後、ブラード・セントルイス連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示し米債利回りが低下に転じると、ドル買いも後退した。
ユーロ・ドルは、1.1805ドルから1.1781ドルまで下落し1.1795ドルで引けた。
6月のドイツ鉱工業生産が年初来で初めてのマイナスに落ち込み、欧州中央銀行(ECB)による早期緩和策縮小観測を受けたユーロ買いは後退。
ユーロ・円は、130円83銭から130円50銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.3053ドルから1.3014ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9718フランから0.9739フランへ上昇した。
■NY原油:弱含みで49.39ドル、主要産油国による減産順守への期待残る
NY原油先物9月限は弱含み(NYMEX原油9月限終値:49.39 ↓0.19)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比-0.19ドルの49.39ドルで取引を終えた。
主要産油国による減産体制が維持されているかどうかを見極める必要があるとの見方が浮上し、この日はポジション調整的な取引が主体となった。
主要産油国がさらなる減産を実施する可能性はあるものの、減産合意が順守されなければ、供給超過の状態が解消される可能性は極めて低いとみられている。
市場関係者の間では、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟の会合で協調減産の順守を促すための取り決めに対する関心が高い。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 24.96ドル -0.01ドル(-0.04%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.31ドル +0.23ドル(+0.48%)
ゴールドマン・サックス(GS)232.92ドル +3.13ドル(+1.36%)
インテル(INTC) 36.43ドル +0.13ドル(+0.36%)
アップル(AAPL) 158.81ドル +2.42ドル(+1.55%)
アルファベット(GOOG) 929.36ドル +1.40ドル(+0.15%)
フェイスブック(FB) 171.98ドル +2.36ドル(+1.39%)
キャタピラー(CAT) 114.71ドル +0.36ドル(+0.31%)
アルコア(AA) 37.99ドル +0.57ドル(+1.52%)
ウォルマート(WMT) 81.28ドル +0.8ドル(+0.99%)
スプリント(S) 8.62ドル -0.08ドル(-0.92%)