■業績動向
1. 2017年10月期第2四半期の業績概要
スリープログループ (T:2375)の2017年10月期第2四半期の連結業績は、売上高で前年同期比22.3%増の6,871百万円、営業利益で同29.2%増の241百万円、経常利益で36.4%増の254百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同46.5%増の160百万円となり、増収増益となった。
売上面では、5つのサービスでそれぞれが増収となったが、特にコンタクトセンター事業とテクノロジー事業の増分が大きかった。
コンタクトセンター事業では、過去のM&Aにより「東京・大阪・福岡・熊本」の4拠点体制となり、全国での運営能力・キャパシティが向上した。
また、IT周辺のヘルプデスクのニーズは底堅く、安定成長に貢献した。
テクノロジー事業の成長は、2016年9月にM&Aにより子会社化したヒューマンウェアが主要因である。
利益面では、売上原価率を前年同期比0.1ポイント改善し、販管費も0.1ポイント改善し、営業利益率を0.2ポイント上げた。
拠点の合理化や徹底した費用の見直しを実施したことがBPO事業の収益性を向上させたのに加え、コワーキングスペース事業においても規模拡大に伴い収益性を高めた。
2. 財務状況と経営指標
2017年10月期第2四半期末の総資産は前期末比270百万円増の4,878百万円となった。
そのうち流動資産は167百万円増の3,514百万円であり、主な要因は受取手形及び売掛金の増加315百万円である。
固定資産は102百万円増の1,364百万円であり、主な要因は有形固定資産の増加143百万円である。
負債は前期末比95百万円増の2,411百万円となった。
そのうち流動負債は157百万円増の2,111百万円であり、主な要因は、買掛金の増加74百万円、賞与引当金の増加48百万円である。
固定負債は61百万円減の300百万円であり、主な要因は社債の減少55百万円、長期借入金の減少28百万円である。
純資産は前期末比174百万円増の2,467百万円となった。
主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の160百万円計上である。
経営指標(2017年10月期第2四半期末)では、流動比率が166.4%(前期末171.2%)、自己資本比率が49.8%(同49.1%)であり、財務基盤の安全性に変化はない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
1. 2017年10月期第2四半期の業績概要
スリープログループ (T:2375)の2017年10月期第2四半期の連結業績は、売上高で前年同期比22.3%増の6,871百万円、営業利益で同29.2%増の241百万円、経常利益で36.4%増の254百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同46.5%増の160百万円となり、増収増益となった。
売上面では、5つのサービスでそれぞれが増収となったが、特にコンタクトセンター事業とテクノロジー事業の増分が大きかった。
コンタクトセンター事業では、過去のM&Aにより「東京・大阪・福岡・熊本」の4拠点体制となり、全国での運営能力・キャパシティが向上した。
また、IT周辺のヘルプデスクのニーズは底堅く、安定成長に貢献した。
テクノロジー事業の成長は、2016年9月にM&Aにより子会社化したヒューマンウェアが主要因である。
利益面では、売上原価率を前年同期比0.1ポイント改善し、販管費も0.1ポイント改善し、営業利益率を0.2ポイント上げた。
拠点の合理化や徹底した費用の見直しを実施したことがBPO事業の収益性を向上させたのに加え、コワーキングスペース事業においても規模拡大に伴い収益性を高めた。
2. 財務状況と経営指標
2017年10月期第2四半期末の総資産は前期末比270百万円増の4,878百万円となった。
そのうち流動資産は167百万円増の3,514百万円であり、主な要因は受取手形及び売掛金の増加315百万円である。
固定資産は102百万円増の1,364百万円であり、主な要因は有形固定資産の増加143百万円である。
負債は前期末比95百万円増の2,411百万円となった。
そのうち流動負債は157百万円増の2,111百万円であり、主な要因は、買掛金の増加74百万円、賞与引当金の増加48百万円である。
固定負債は61百万円減の300百万円であり、主な要因は社債の減少55百万円、長期借入金の減少28百万円である。
純資産は前期末比174百万円増の2,467百万円となった。
主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の160百万円計上である。
経営指標(2017年10月期第2四半期末)では、流動比率が166.4%(前期末171.2%)、自己資本比率が49.8%(同49.1%)であり、財務基盤の安全性に変化はない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)