6日の日本株市場は波乱の展開になろう。
5日の米国市場ではNYダウが過去最大の下げ幅を記録した。
先週の雇用統計をきっかけとした米長期金利の上昇に対する警戒感が広がり、ポジション圧縮の流れが強まったようだ。
この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比1245円安の21405円と大きく下落している。
NYダウは1175ドル安で取引を終えており、下げ幅は一時1500ドルを超える場面もあった。
ADRの日本株は全面安となっており、本日も昨日同様、ギャップ・ダウンから始まることになろう。
過熱感が警戒されていた米国市場はようやく過熱が冷まされる格好であるが、そのスピードの速さが気掛かりであろう。
日経平均は昨日の下落で75日線を割り込んだが、シカゴ先物にサヤ寄せすると26週線を下回ってくる可能性がある。
52週線は20720円処に位置しており、21000円割れ水準での押し目狙いといったスタンスであろう。
とはいえ、米国株はしばらく調整が強まる可能性が高く、インデックス等に振らされ難い、新興市場の好業績銘柄への押し目を拾っておきたいところである。
(村瀬智一)
5日の米国市場ではNYダウが過去最大の下げ幅を記録した。
先週の雇用統計をきっかけとした米長期金利の上昇に対する警戒感が広がり、ポジション圧縮の流れが強まったようだ。
この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比1245円安の21405円と大きく下落している。
NYダウは1175ドル安で取引を終えており、下げ幅は一時1500ドルを超える場面もあった。
ADRの日本株は全面安となっており、本日も昨日同様、ギャップ・ダウンから始まることになろう。
過熱感が警戒されていた米国市場はようやく過熱が冷まされる格好であるが、そのスピードの速さが気掛かりであろう。
日経平均は昨日の下落で75日線を割り込んだが、シカゴ先物にサヤ寄せすると26週線を下回ってくる可能性がある。
52週線は20720円処に位置しており、21000円割れ水準での押し目狙いといったスタンスであろう。
とはいえ、米国株はしばらく調整が強まる可能性が高く、インデックス等に振らされ難い、新興市場の好業績銘柄への押し目を拾っておきたいところである。
(村瀬智一)