2018年10月29日のマザーズ指数は大幅に5日続落。
アマゾンなどの決算反応については前週末に織り込まれていた他、信越化 (T:4063)の決算評価などもあり日経平均が買い先行で取引を開始。
同様に東証マザーズ指数も買い先行でスタートしたものの、新興市場では積極的な買いが続かずマイナス転換。
その後も前引けにかけてじりじりと下げ幅を広げる展開に。
後場は850pt水準でのこう着となっていたが、大引けにかけて一段安となり年初来安値を更新している。
なお、売買代金は概算で941.69億円。
騰落数は、値上がり38銘柄、値下がり220銘柄、変わらず6銘柄となった。
売買代金ランキングでは、低位株として人気を集めているフィンテックグローバル (T:8789)がトップにランクイン。
ムーミン物語がソニー・ミュージックエンタテインメントと資本業務提携したとの発表が材料視されたようで10%高に。
利食いをこなしながら上値追いの展開が続いているイーソル (T:4420)も13%高となった。
その他、サインポスト (T:3996)、農業総合研究所 (T:3541)、ミクシィ (T:2121)が小幅ながらプラス圏を確保した。
一方、先週末に18年12月期第3四半期の決算を発表したエリアリンク (T:8914)の22%安を筆頭に、メルカリ (T:4385)、サンバイオ (T:4592)、UUUM (T:3990)、ラクスル (T:4384)など主力株でも大幅な下げが目立った。