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13日の中国本土株式概況:上海総合0.9%高で続伸、消費セクターしっかり

発行済 2018-11-13 17:13
更新済 2018-11-13 17:20
13日の中国本土株式概況:上海総合0.9%高で続伸、消費セクターしっかり
13日の中国本土マーケットは値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比24.36ポイント(0.93%)高の2654.88ポイントと続伸した。
上海A株指数も上昇し、25.50ポイント(0.93%)高の2780.22ポイントで取引を終えている。


政策期待が持続する流れ。
財政部の劉昆部長が「景気下支えのため、中国政府は大規模な追加的な法人税減税を検討している」と述べたことなどが引き続き追い風となった。
原油安などを嫌気して売りが先行したものの、指数は中盤からプラスに転じ、上げ幅を徐々に広げている。


業種別では、消費関連の上げが目立つ。
白酒メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が3.3%高、化粧品メーカーの上海家化聯合(600315/SH)が1.6%高と値を上げた。
国内消費の堅調が意識されている。
不動産株、医薬株、自動車株、インフラ関連株、公益株、金融株なども買われた。


半面、エネルギー株も一角はさえない。
中国石油天然気(601857/SH)が0.7%安、中国神華能源(601088/SH)が0.9%安で引けた。
昨夜のWTI原油先物が11日続落し、約9カ月ぶりの安値圏に落ち込んだことが重しとなっている。


一方、外貨建てB株の相場は値上がり。
上海B株指数が2.84ポイント(1.03%)高の279.38ポイント、深センB株指数が12.51ポイント(1.40%)高の908.74ポイントで終了した。


【亜州IR】

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