米ケーブルテレビ最大手のコムキャストは、TVのマーケティングの効率改善やプライバシー保護強化のため、ブロックチェーンを基盤にしたソフトウェアを来年に商業化することを目指すと発表した。
このソフトウェアは、ブロックグラフと呼ばれるP2P(ピア・ツー・ピア)のプラットフォーム。メディアや出版社が、第3者を通さず直接マーケティング企業に対して視聴者の情報を提供する。テレビのマーケティングや広告の効率を改善し、視聴者の個人情報の保護を強化する狙いがあるそうだ。現在提携する企業は、メディアのViacomや広告企業のスペクトラム・リーチなどがある。