本日のマザーズ先物は、前週末の米株高や為替の円安基調を受けて買いが先行して始まりそうだ。
前週末のマザーズ市場では、個人投資家による直近IPO銘柄やテーマ株、材料株の物色が引き続き活発で、マザーズ指数は大引けにかけて小幅ながらプラスに転じ、マザーズ先物も前日比変わらずまで戻した。
前週末の米国市場は、米中貿易協議の進展期待からNYダウやナスダック総合指数などの主要指数が続伸。
為替も1ドル=111円近辺まで円安が進むなど、外部環境が一段と落ち着いたことから買い安心感につながるだろう。
また、名実ともに新年度相場入りし、新規資金の流入期待も相場全体に好影響を与える可能性がある。
ただ、今週は国内外ともに重要な経済指標の発表が相次ぐため、世界景気の減速懸念が再び高まる可能性も残されており、買い一巡後は次第に模様眺めムードが強まることが想定される。
個別株では、前週末に上場し、初値持ち越しとなっているWelby (T:4438)やエードット (T:7063)などの動向が注目されそうだ。
上値のメドは960.0pt、下値のメドは930.0ptとする。