10日のマザーズ指数は4日続伸となった。
前日の米国市場における主要3指数が揃って下落するなか、為替相場もリスク回避の動きから1ドル=111.10円近辺と前日に比べ円高方向に振れており、本日のマザーズ市場は朝方から利益確定の動きが先行した。
その後は、日経平均の下げ渋りを背景に個人投資家によるマザーズ銘柄への押し目買いの動きも散見され、前場中ごろよりマザーズ指数はプラスに転じての推移となった。
物色としては、バイオ関連の一角や直近IPO銘柄へと関心が向かった。
なお、売買代金は概算で1121.71億円。
騰落数は、値上がり145銘柄、値下がり123銘柄、変わらず14銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、昨日に続き連日でオンコリス (T:4588)がストップ高比例配分となったほか、エクストリーム (T:6033)やキャンバス (T:4575)もストップ高水準まで買い進まれた。
売買代金上位では、前19年2月期業績予想を上方修正したリックソフト (T:4429)のほか、Amazia (T:4424)、日本ホスピス (T:7061)、MTG (T:7806)が上昇。
一方で、ASJ (T:2351)、窪田製薬ホールディングス (T:4596)、UUUM (T:3990)、そーせい (T:4565)、シリコンスタ (T:3907)は軟調。